神戸で700人の客入れ興行 那須亮祐が2度ダウン奪い、徳山洋輝を下す

神戸で有観客興行が開催され、メイン8回戦は那須亮祐(右)が徳山洋輝からダウンを2度奪って判定勝ちした

◆プロボクシング 52・8キロ契約8回戦 那須亮祐(判定)徳山洋輝(14日・神戸常盤アリーナ)

 千里馬神戸ジム主催の有観客興行が開催され、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2474人収容の会場に観客を700人にとどめ、7試合が行われた。

 メイン8回戦は、2016年西日本フライ級新人王で日本スーパーフライ級10位の那須亮祐(24)=グリーンツダ=が、17年西日本バンタム級新人王で元東洋太平洋ランカーの徳山洋輝(28)=千里馬神戸=から計2度のダウン奪い、3―0の判定勝ち。来年中の日本スーパーフライ級王座挑戦を目指す。通算成績は那須が12勝(2KO)5敗3分け、徳山が9勝(2KO)3敗1分け。

 那須は開始直後から徳山のパンチの打ち終わりを冷静に見極め、1回と2回に右カウンターで立て続けにダウンを奪う。直後のKOチャンスは力んで逃したが、中盤以降も主導権は渡さず、6回にはパンチで流血させ、優位を揺るぎないものにした。ジャッジ3者は79―71、78―72、77―73でいずれも那須を支持。勝者は「思っていたよりも打ち合いにならなかった」と余裕の表情だったが、KO勝ちを逃し「仕留めたかった」と苦笑いした。

 昨年5月にKO負けした相手・中川健太(三迫)はその後、那須の同僚・奥本貴之から日本スーパーフライ級王座を奪取し、現在も君臨する。グリーンツダジムの本石昌也会長は「きょうKO勝ちを逃したようでは、王座はまだ無理。来年には挑戦させたい」と期待。現在、同級10位の那須は「できれば王者に挑戦したいが、決められた試合を勝っていく」とベルトを目指して一戦必勝で突き進む。

 一方、徳山は昨年12月に神戸で判定負けした住田愛斗(角海老宝石)戦に続き、初の連敗となった。

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