小松菜奈「歌は本当に苦手」インタビューで明かす

インタビューに応じた小松菜奈

 女優の小松菜奈(24)が菅田将暉(27)とダブル主演する映画「糸」(瀬々敬久監督)が21日から公開される。中島みゆきの同名の曲をモチーフにし、13歳の時に初めて恋をした高橋漣(菅田)と園田葵(小松)の人生模様を描いた作品だ。養父から虐待を受けながらも、たくましく生きるヒロインを演じた小松は「台本を読んだら涙のシーンが多くて、葵を弱い女性にしたくなかった」と振り返った。菅田とは3度目の共演で「信頼関係があるので、やりやすかった」とも。18歳で「渇き。」で衝撃デビューを果たし「沈黙―サイレンス―」でハリウッド進出。女優としての原点や苦悩、プライベートも聞いた。

 昨年、門脇麦と共演した映画「さよならくちびる」では作品に登場したユニット「ハルレオ」の名義でCDデビューを果たした。だが歌は大の苦手という。

 「歌は私本当に苦手です。あの作品は『麦ちゃんと一緒できたらいい』と思っていたら、お話しがきて『是非やりたい』と。ギターを弾くのは聞いていて、後から歌が入ってきて『えっ、私歌えません』って。でも麦ちゃんと一緒にやりたいのもあって、そこは麻痺させられて『もう歌は練習するしかない』って。もう大変で、最初のレッスンの時に泣きましたもの。先生も困っていました。本当に嫌だったんですよ。学校で音楽のテストで2人でハモリとかあったんですね。前に出させられて、もう公開処刑なんですよ。それが嫌で『ちょっと仕事あるんで早めに出ます』とかやっていました。カラオケも絶対行きたくない。『どうせ歌が上手いから行きたいんでしょ』みたいに思っていますから」

 ―門脇の存在は大きかった。

 「はい。歌よりも純粋に『楽しめたらいいなって。麦ちゃんと』というのが私にとっては大事だった。歌は分からないけど、とりあえずレッスン通おうって。麦ちゃんはすごい透き通ったよ声ですばらしいかったですよ。あとCDが出たのもびっくりでした。それも途中から『CDデビューします』みたいな感じで、こっちは『えっ』ですよ。まぁ歌がCDになると、それはそれでうれしいんですけど…。今回やってみて“役のマジック”ってすごいなって思いました。役だから、役の延長だから(歌が)できるという部分がありました。役ではなく自分が歌うとなったら全然別です。できません」

 ◆小松 菜奈(こまつ・なな)1996年2月16日、東京都生まれ。24歳。2008年から「ニコ☆プチ」のモデルを務め、14年公開の映画「渇き。」で本格女優デビューし、報知映画賞など各映画賞で新人賞を受賞。16年に「溺れるナイフ」で映画初主演。同年、映画「沈黙―サイレンス―」でハリウッド・デビューを果たす。昨年公開の映画「さよならくちびる」では門脇麦とのギターデュオ「ハルレオ」を演じ、CDデビューも。同年、「来る」「閉鎖病棟―それぞれの朝―」で報知映画賞助演女優賞受賞。趣味はカメラ、特技はダンス。血液型O。

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