【神奈川】日大藤沢が延長10回の接戦を制す プロ志望明言の牧原巧汰は6打数3安打「結果出さないと」

片手スイングで鍛えた前腕をアピールする日大藤沢・牧原巧汰捕手

◇高校野球神奈川大会▽日大藤沢15―7藤沢翔陵(13日・保土ケ谷球場)

 日大藤沢が延長10回タイブレークの末、16強入りを果たした。2―2の5回、今野日向外野手(3年)の中前2点適時打などで4点を勝ち越し。しかし藤沢翔陵が執念の追い上げを見せ9回に同点とされた。タイブレークに突入した10回には、2死満塁で姫木陸斗外野手(3年)の右越え本塁打など8得点。粘る相手を突き放した。

 プロ注目の牧原巧汰捕手(3年)は初戦、3回戦ともに本塁打を放っており、3戦連発となる高校通算30本目も期待されていたが、アーチは描けず。それでもライナー性の強い左越え二塁打を放つなど6打数3安打で勝利に貢献。「(投手を)援護しきれなかった。苦しい展開が続いたけど、点をとれるところでしっかりとれた」。反省の色を浮かべつつ、胸をなで下ろした。

 捕手としてのリードに加え「自分の強み」だと自信を持つ広角バッティングは、3年間の「片手スイング」で身についた。主にロングティーを片手で行い、前腕をたくましく強化。逆方向にも強い打球を飛ばせるほどに成長した。

 「今年こそ倒したい」。昨夏大敗を喫した東海大相模も出場予定の甲子園交流試合。テレビでライバルたちの姿を見て刺激を受けている。「ドラフト候補がたくさんいて。ピッチャーとかもすごい。神奈川は(コロナで)スカウトの方が来られないので、自分は結果で出さないと」。プロ志望を明言するだけに、結果へのこだわりは人一倍強い。鍛えあげた前腕を武器に、攻守両方で猛アピールを続ける。

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