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思わぬ壁(栗東)

 こんにちは、山本です。今日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、本日は前振りゾーン、久々にチョイと省略させていただきます。小倉開幕につき、この後、色々な仕込み作業が残っておりますので。ほんのわずかなどーでもいい話ファンの方、申し訳ございません。

 ということで、本題へ。今朝のことでした。橋口調教師に新潟芝1400メートルに出走予定の【カレンプリマドーナ(牝、父モーリス、母ストロベリーズ)】の話を聞こうと思ったところ、こういう言葉が返ってきたのです。「新潟は使えそうにないから、小倉にしました。正直、距離は少し忙しいと思いますけどね」。この何げなく聞いていた言葉が、大きな意味を持っていたんですよね。

 各競馬場で関西馬の馬房数は決まっています。その馬房はオープン、3勝クラス、2勝クラス、新馬と上のクラスから優先的に埋まっていくわけです。で、今週の新潟はとにかく出走数が多かった。で、ややこしいのはここからなんですが、新潟は馬房を確保しないと、出馬投票ができない。まずは上のクラスの馬が優先的に馬房をゲットしていくと、下のクラスまで回ってこないことが、ごくまれにですが、あるんです。先ほども書いたように新潟は上越Sで12頭、浦佐特別で17頭の除外が出るなど出馬投票した馬も非常に多かった。その結果、新潟に使いたかった栗東の新馬の多くに馬房が回ってこなかったのです(新潟に使えているごく一部の関西馬は、恐らく抽選で決まると思う同じ新馬同士の優先順位で上位だったんじゃないか、と)。これが橋口調教師の「新潟は使えそうにない」という言葉だったのです。

 ただね、この件は色々と考えさせられるんですよ。先ほど上越Sや浦佐特別で大量の除外馬が出たと書きましたが、投票後に除外された馬たちの馬房って、実は開催中も空いたままなのです。こんな空っぽの馬房があるのに、ルールという壁の前に跳ね返されたんですよね。今週の芝マイルに【シャドウエリス(牝、父ハーツクライ、母パールシャドウ)】を送り出す予定も、出馬投票すらかなわなかった友道調教師も「こんなこと(馬房がなくて投票できないこと)は開業以来初めて。馬房は空いているのにね」とつぶやいていました。

 ここで、もう一つの誤算が生じるのが投票できないから、「除外」の権利が取れないということ。シャドウエリスはここが除外になっても、優先権で恐らく走れるであろう2週後の新潟芝マイル(牝馬限定)を予定していたのに、この権利すら取れなかったのが痛いんです。予定から2週遅れたとしても、走れる保証がないとすれば…、という話なんですよね。ちなみに橋口厩舎のカレンみたいに小倉へ矛先を替えようにも、今週は4鞍すべてが6ハロン戦。簡単に方針転換とはいきません。投票後に取材できなかったけど、安田隆厩舎でプロフェットやクラージュゲリエの下になる【ファジェス(牝、父モーリス、母ジュモー)】も除外馬に名前がなかったので、恐らく同じ事象のはず。先ほども書きましたけど、この件は色々と考えさせられました。

 こんなシステムの話ばかり書いても何なので、少しだけ2歳馬情報を。橋口厩舎は来週の小倉芝1800メートルで、【グラティトゥー(牡、父エピファネイア、母ペブルガーデン)】が出走します。鞍上は松山J。橋口調教師の感触はいいですね。「動きはすごくいいですね。2歳にしては完成度もあるし、スタミナもある。いい脚を長く使えるタイプです」と声が弾みます。

 その翌週、先ほど書いた新潟芝マイル(牝馬限定)を予定しているのが【マンヌポルト(牝、父ミッキーアイル、母ジヴェルニーアート)】です。ただ、この馬、同週の小倉芝2000メートルも視野に入れているようなんです。というのも、「ミッキーアイルというのを抜きにすれば、体も気性も長い距離向きの感じがするんです。息の入りもすごく早いですからね」と初陣を検討していくようです。あと、小倉最終週の芝1200メートルに【ニシノガブリヨリ(牡、父リーチザクラウン、母ニシノプレシャス)】もスタンバイしています。

 ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは

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