大阪梅田で人骨1500体発見

1500体を超える埋葬人骨が発見された梅田墓

 江戸~明治時代に、現在のJR大阪駅北側再開発地域「うめきた」(大阪市北区)にあった「梅田墓」について、大阪市教委と市文化財協会は13日、発掘調査で1500体を超える埋葬人骨や350点を超える蔵骨器が発見されたと発表した。

 同市内でこれほど一度に多くの埋葬の痕跡が見つかったのは初めて。今後、出土遺物や人骨の分析が進めば、当時の埋葬の様子や埋葬された人々の生活環境を明らかにすることができ、大阪を支えた人々の暮らしや歴史に光りを当てることに期待ができるという。

 発掘調査はうめきた再開発事業に伴って始まったもので、16~17年に行われた前回の調査では、約200体の人骨が見つかっている。今回出土した人骨は今後分析が行われるが、大阪城下町とその周辺に居住していた一般市民であったと考えられる。前回の調査結果では、平均30代と若くして亡くなった人が多く、子供の埋葬も多く見られた。

 一連の発掘調査は今月末で終了。出土した人骨は分析され、資料として自治体に保管される。発掘調査現場の一般公開はしない。

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