中島美嘉 デビュー20周年に事務所移籍…3年半ぶり新アルバム「JOKER」10・7発売

「JOKER」初回限定盤の特典となるフォトブックレットの一枚

 デビュー20周年を迎えた歌手の中島美嘉(37)がこのほど、スポーツ報知などの取材に応じ、10月7日に約3年半ぶりのオリジナルアルバム「JOKER」を発売すると発表した。4月1日付で個人事務所からケイダッシュグループのアワーソングスに移籍したことも明かし、同グループの川村龍夫会長から「歴史に残る女性シンガーに」と期待を寄せられ、「なれるように頑張ります」と応じた。

 2001年10月期のフジテレビ系ドラマ「傷だらけのラブソング」のヒロインに抜てきされ、主題歌「STARS」で歌手デビューしてから20年目。節目の年を「新たな気持ちで迎えたい」と移籍を決意した。

デビュー20周年を迎え、芸能生活を振り返った中島美嘉

 9度のNHK紅白歌合戦出場など輝かしい実績を残しているが、極度のあがり症で謙虚な人柄は変わらない。「デビュー当時は、これほどできるとは全く思っていなかった。毎日オーディションを受けているようなイメージで練習しながら、『これでいいのかな』と迷いながら少しずつ積み重ねてきた」と振り返った。

 経験やキャリアを重ね、歌声も進化を遂げている。「明るい曲には明るい声を、どーんとした(暗い)曲にはギューンとした声を。演じ分けが楽しくなってきた」

 きっかけは16年のアコースティックツアーだ。「ピアノとベースと私の声だけじゃ、聴いている方が飽きないかなと思って」。全14曲の新アルバム「JOKER」には「曲によって変えていく歌い方、声の変化が詰まっています」。

 女優業にも意欲的だ。「以前は女優の仕事だと『おじゃましています』という(遠慮がちな)気持ちだったけど、最近は変わってきた」。ネットフリックスで配信中のドラマ「FOLLOWERS」に出演して「蜷川実花監督から『好きに演じていいよ』と言ってもらえて心底、楽しかった」と声を弾ませた。

 コロナ禍でしばらくライブの開催は難しい状況だ。それでも「20周年だから、もしライブができたら、今までのシングル曲をザザーッとやってみたい。シングルをダダダッーと。応援してくれる方が多い中国の皆さんにも会いに行きたい」。コロナ収束を願いつつ、アニバーサリーを祝したプレミアムライブの開催を夢に描いている。

 ◆中島 美嘉(なかしま・みか)1983年2月19日、鹿児島県生まれ。37歳。レコード会社に送ったデモテープが関係者の目に留まり、2001年に「STARS」で歌手デビュー。03年に「雪の華」で日本レコード大賞金賞、作詞賞などを受賞。05年映画「NANA」に主演。10年ハリウッド映画「バイオハザード4」に出演。これまでシングル41枚、オリジナルアルバム8枚をリリース。NHK紅白歌合戦に9度出場。

 新アルバム「JOKER」は初回限定盤(CD、スタジオライブDVD、フォトブックレット)、通常盤(CDのみ)の2タイプ。全14曲で「『ノクターン』は幅広い世代に聴いていただけれるラブソング。『Justice』は『その場で意見を言える人でいたい』という思いで歌詞を書きました」。ヒット曲「GLAMOROUS SKY」でもコンビを組んだHYDEがプロデュースした「KISS OF DEATH」も収録。タイトルには二面性、切り札、復活という意味を込めた。

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