【中日】柳裕也が8回途中1失点で久々の2勝目「1軍で勝てる喜びを感じた」

ウイニングボールを受け取り、笑顔を見せる柳

 ◆JERAセ・リーグ 広島1―4中日(12日・マツダスタジアム)

 中日・柳裕也投手(26)が8回途中1失点の好投で6月30日の阪神戦(ナゴヤD)以来となる2勝目を手にした。敵地でヒーローとなった右腕は「けがして1か月くらい1軍で投げられなかった。(久しぶりの勝利は)1軍で勝てる喜びを感じた」と喜んだ。

 序盤から直球が威力をみせた。初回は8球連続で直球を投げ込んだ。「前回投げた横浜で変化球が多く、直球が少なかったので(今回は)真っすぐを中心に行こうと。強気で投げることができた」と最速145キロが低めに集まった。

 8回途中4安打で悔しさがにじみでた。昨季はチームトップ11勝を挙げ、左の大野雄とともにエース級の活躍が求められる。柳は「チームでは大野雄さんが2連続完封する姿をみていた。自分もそれに続きたいと思ってたんですけど…。また練習します」と次回の完投、完封へ前を向いた。

 7月上旬に「右腹直筋の筋挫傷」で離脱。久々の2勝目にも笑顔は少なかったのは、自身に求められる結果を理解しているからこそ。鬼門・マツダで2年ぶりの勝ち越しに導いた右腕は「これからチームに1つでも多く勝ちをつけられるように」と、静かに闘志を燃やした。

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