【埼玉】所沢商がV候補の聖望学園に1点差勝利 高橋海地が7回を無失点

所沢商の高橋海地投手(左)と吉岡悠翔(はるか)捕手(ともに3年)

◆高校野球代替大会▽埼玉2回戦 所沢商2―1聖望学園=8回タイブレイク(11日・県営大宮)

 所沢商がV候補の聖望学園にせり勝ち、3回戦に進んだ。先発の右腕・高橋海地(3年)は再三ピンチを招きながらも、要所で得意のスライダーがさえて7回を無失点で乗り切った。相手先発の右腕・松本赳英(3年)のキレのある直球、スライダーに7回まで無安打に抑えられていた打線はタイブレイクに突入した8回、1死二、三塁から宮内大芽(3年)の左越え適時二塁打で2点を先制。その裏、高橋が相手打線を1点に抑えて接戦を制した。

 「勝てる自信はありませんでしたけれど、三振より打たせて取る投球を、と思っていました。ピンチもありましたけど、まわりが守ってくれました」と喜んだ。最速135キロの速球とスライダーを武器にする172センチの右腕は体が細かったこともあって、自粛中に1日6合のご飯を食べて7キロ増の65キロに増やした。この日の試合時間帯は気温が39度まで上がっていたが「暑さは気になりませんでした」と笑顔。増量の効果か、炎天下で120球を投げても球威は落ちなかった。

 夏3度の甲子園出場を誇る古豪も83年を最後に聖地から遠ざかり、県でも2004年に決勝へ進んだものの、ここ数年は上位進出を逃している。私学の強豪を撃破して勢いに乗りたいところ。高橋は「打たせて取る投球をして、チーム一丸となって勝ちたいです」と上をにらんでいた。

最新一覧