プロボクシング協会がクラファンでコロナ禍対策費捻出検討

 

 全国のジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA)が、興行における新型コロナウイルス対策費用をクラウドファンディングで捻出する計画を持っていることが11日、分かった。東日本ボクシング協会理事会後のリモート記者会見で明らかにされた。

 コロナ禍でプロボクシング興行は2月27日を最後にしばらく中止となっていたが、7月12日の愛知・刈谷市での興行から無観客試合として再開した。同19日には沖縄で客を入れた興行が実施され、首都圏でも今月9日の立川市での興行で再開後初の有観客試合が実施。13日には“聖地”東京・後楽園ホールでも客入れ興行が行われるが、東西の興行はほとんどがここまで無観客試合で、入場者収入はゼロ。一方で各種検査や選手を試合前日に分離するための宿泊費用など、コロナ対策費は膨らむ一方になっていた。そこで興行の資金援助をクラウドファンディングで募ろうという計画が浮上した。

 関係者によると、元々は新人王トーナメントの費用捻出がきっかけで、新人王運営委員会がクラウドファンディングの計画を進行中。JPBAの役員からは大筋で承認をもらっているという。コロナ禍の影響でワタナベジムやフェザー級トーナメントなどでクラウドファンディングが実施されたが、JPBAが呼びかけるのは初。詳細は今後詰められる。22日の「はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント」決勝(後楽園ホール)では、517万8555円(目標500万円)が集まった。

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