青学大・原晋監督「寮生活から菌がわいて出てくるわけではない。寮生活以外をいかに指導していくか」

青学大陸上部の原晋監督

 TBS系情報番組「ひるおび!」(月~金曜・前10時25分)は11日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した私立立正大淞南高(島根県松江市)のサッカー部について取り上げた。

 サッカー部の寮を中心に大量の感染者が出た。リモートでゲスト出演した青学大陸上部の原晋監督は「寮生活は勝利をするための目的もありますけれど、あくまでも教育寮なんですね。寮生活を通じてコミュニケーション能力をはかったり、あるいは先輩を思う気持ちをはかったり、あるいは我慢する気持ちをはかったり、というようなことなので、その整理だけはちゃんとしていただかないと。寮生活イコールすべてがダメだということにはならないようにしてほしい」と訴えた。

 また、社会人の独身寮や一般の学生寮、スポーツの寮などもさまざまなタイプがあり、特徴があることもと説明した。

 自身の寮については「感染しない対策は本当にやっているんですけれど、感染した時にどうするかというのが、不十分なところがあります。もし感染した時に検査を受けるセンターみたいなものが身近にあればすぐに対応できると思うんですね。スポーツ活動イコール教育活動ですからこれを止める訳にはいかない。何かあったときにいち早く不安が除けるような対応が政府としてやっていただければ」とした。

 また、「現実、若者が生活をする場。寮生活の中で、お風呂は一緒にはいっちゃいけない、食事は隔離して食べる、そういう非現実的なことは、あえていうべきではないと思いますね」とし、「寮生活の中から菌(ウイルス)がわいて出てくる訳ではないと思う。寮生活以外の生活態度を指導者がいかに指導していくかがポイントだと思っている。寮生活以外の生活のあり方をしっかり教育していくというところを徹底していけば、かなりの部分でリスクは回避出来ると思います」とコメントした。

 「しかし、そんなことをしても感染するときは感染します。割り切り感ですね、世の中、寛容な精神を僕は持つべきだと思いますけどね」と話した。

 さらに「16年間築き上げた伝統の中で、もし仮に体調不良者が出た時は、速やかに報告することがいいことなんだと。こういう正直な言い方を寮生活の中で、家族としてやっていこうねと、私自身の学生たちとの信頼関係の中で成り立っている。これはいろんな寮によって、違うと思います。一律ガイドラインを作るということは、非常に難しい話かなという風に思う」とした。

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