【石川】3年ぶりVの航空石川・中村隆監督「一番強いのは航空だというプライドを持ってやってきた」

3年ぶりの夏の県大会優勝を飾った日本航空石川・中村隆監督(中)(カメラ・竹内竜也)

◆高校野球 石川代替大会 ▽決勝 日本航空石川2―1星稜(9日・石川県立)

 日本航空石川は、星稜との甲子園交流試合出場校対決に競り勝ち、3年ぶりの夏優勝を飾った。

 中村隆監督(36)は試合前に「5回が終わって競っていれば勝機はある」と予想。その通り5回に1点を先制し、7回に追い付かれたが、8回に積極走塁で相手の守備のミスを誘い、決勝点を奪った。

 県大会で最後に星稜に勝ったのが2017年夏の準決勝(8〇7)。同年秋の北信越大会決勝で10―0と大勝したのを最後に、星稜との公式戦は勝てていなかった。

 特に新チームになった昨秋は県決勝(2●16)、北信越決勝(1●19)と惨敗。それでも指揮官は「一戦一戦、粘り強く戦い、県で一番強いのは星稜さんじゃなく、航空だというプライドを持ってやってきた」と振り返った。

 主将の井口太陽二塁手(3年)も「春も夏も甲子園がなくなって、自分たちは『星稜に勝つ』という目標に向かって頑張ってきた。今日のこの試合のためにやって来た。最後に自分たちらしい野球ができて、優勝という形で支えて下さった人たちに少しでも恩返しできたかなと思う」と喜んだ。

 強力な星稜打線を相手に、3年生右腕の嘉手苅(かてかる)浩太、田中颯希(さつき)が1失点リレー。指揮官は「嘉手苅と田中が抑えてくれるのが大前提だった」と2枚看板をたたえた。

 甲子園交流試合は16日に鶴岡東(山形)と対戦。中村監督は「相手は強力打線が売りのチームで、多彩な投手陣もいるが、粘り強い野球で勝てるようにしたい」と言葉に力を込めた。

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