【石川】星稜、県大会40連勝ならず…林和成監督「勝ち続けるのは難しい」

優勝した日本航空石川の校歌を悔しそうな表情で聞く内山主将(右から3人目)ら星稜ナイン(カメラ・竹内竜也)

◆高校野球 石川代替大会 ▽決勝 日本航空石川2―1星稜(9日・石川県立)

 昨夏の甲子園準優勝の星稜が、日本航空石川に競り負け、夏3連覇を逃した。

 県大会は2017年夏の準決勝で日本航空石川に7―8で敗れたのを最後に、同年秋から39連勝中だったが、40連勝はならなかった。

 試合は7回に1―1の同点に追い付いたが、勝ち越せなかった。8回の守備では、1死無走者で相手の9番打者を追い込むも、振り逃げで出塁させてしまった。さらに二盗に対して、プロ注目の主将・内山壮真捕手(3年)が悪送球。三進を許し、カバーの連係が乱れる間にホームがガラ空きとなり、走者はそのまま生還。痛恨ミスによりノーヒットで決勝点を献上してしまった。

 内山主将は「しっかりカバーリングができていなかった。自分がすぐに(ホームに)戻れると思ったが…」と唇をかんだ。林和成監督(45)は「チームの中心選手がミスをすると負ける。ミスをするのも負けるのも監督の責任」と険しい表情で語った。

 3年生が入学時から県内無敗締めとなる40連勝はならなかった。指揮官は連勝について「皆さん(報道陣)がそう言っても、私自身はそんなに意識していなかった。1試合1試合、1大会1大会の積み重ねだと思っていたのですが…。勝ち続けるのは難しいということですね」と話した。

 1年秋から4番を務める内山を中心とした強力打線も、日本航空石川の148キロ右腕・嘉手苅(かてかる)浩太(3年)の変化球攻めに手を焼いた。林監督は「各打者のクセや、強いところ、弱いところを研究されていた。2打席目、3打席目で攻め方が変わったりしていた。ただ、打者で言えば1打席、1試合での修正力が足りない。同じような空振りのシーンがあった。そういったところの対応力がない打者が何人かいた」と奮起を促した。

 15日の甲子園交流試合は、昨夏の甲子園決勝で敗れた履正社(大阪)と対戦する。指揮官は「(夏の県大会で)負けて甲子園に行くというのも最初で最後だと思う。招待していただくので、恥ずかしくない試合をしたい」とリベンジを見据えた。

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