【DeNA】佐野恵太、首位・巨人に3差弾2位浮上…粘って12球目が会心の一発

5回2死二塁、佐野が中越え2ランを放つ(カメラ・上村 尚平)

◆JERAセ・リーグ ヤクルト4―5DeNA(8日・神宮)

 粘って、粘って、仕留めた。これが4番だ。佐野は両手に残った感触をかみしめダイヤモンドを回った。同点の5回2死二塁。フルカウントから6球、ファウルで粘った末の12球目。小川のスライダーを捉えた。

 バックスクリーンへ飛び込む勝ち越し7号2ラン。会心の一発に「コンパクトに三振しないように。粘りながら集中力を切らさずに打てた」。チームは一夜にして2位に再浮上。首位・巨人と3差に迫り、くっきりと視界に捉えた。

 3回の同点打と合わせ2安打3打点。打率を3割5分8厘まで上げ、リーグトップをキープした。万全なら前を打つはずの“飛車角”オースティン、ソトの強打者2人が離脱中。迫力は弱まったが佐野がそれを感じさせなかった。

 これで1号から16戦7発と量産。ラミレス監督も「グレート! アンビリーバボー! パーフェクトアプローチ」と賛辞の言葉を並べた。それでもヒーローインタビューで佐野は「ホームランは、、、期待しないでくださーい!」と最近のお決まりになった文句で笑いを誘った。「4番・主将」として筒香が抜けた穴を、もう十分過ぎるほど埋めている。(岸 慎也)

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