【楽天】渡辺佳明、1軍昇格即V打「爪痕を残そうと思いました」2年目23歳が単独首位導いた

ファンの声援に応える渡辺佳明(左)と、塩見貴洋(カメラ・佐々木 清勝)

◆パ・リーグ 楽天4―2ソフトバンク(8日・楽天生命パーク)

 楽天の大卒2年目、渡辺佳が、今季初昇格初スタメンで、チームを7月23日以来の単独首位へ導いた。2回1死二塁。二保の初球カーブを左中間へ運び、先制のV二塁打。複数安打も記録し「今年はキャンプから悔しかった。爪痕を残そうと思いました」と安堵(あんど)した。

 今年は開幕2軍スタート。自主トレをともにした鈴木大、同期入団で開幕1軍だった辰己、太田、小郷の存在が刺激になった。イースタンでは積極性などを重視し打率3割2分9厘。巡ってきた好機で結果を残した。

 横浜高の元監督・渡辺元智氏を祖父に持つ背番号48。2軍では横浜高時代の教訓も力になった。「諦めない気持ちは高校の時に教わった。今年はファームでそのことを思い出してやれた」。母校は夏の代替大会があり「仲間とやれる最後の夏は僕も思い出に残っている。一生懸命戦って、いい思い出になればと思う」と後輩にエールも送った。

2回1死二塁、左中間に先制の適時二塁打を放つ渡辺佳明

 三木監督は「しっかり芯で捉えて、ナイスバッティング」と目尻を下げた。昨年12月には一般女性との結婚も発表。「自分だけの野球じゃない。去年よりも責任感を持ってやりたい」。そのまなざしは、前だけを見据えていた。(田中 哲)

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