夏の思い出に親子釣り…東京湾では半日船がお得、相模湾のライトタックルでヘビーな引きを楽しもう

川崎沖で釣れた20センチを超すアジ(伝寿丸で)

 子どもと一緒に夏の思い出づくりを考えているお父さんやお母さんも少なくないのでは? そんな方にオススメなのが、半日船での釣りだ。午前船なら一日を有効に使える。午後船はのんびり派にぴったり。東京湾では、その半日船で狙っているのがライトタックルのアジ、相模湾ではライトタックルのルアーで釣るサバだ。蒸し暑い日中を避けての夜釣りを楽しむのもいいだろう。

楽らくフィッシングではハナダイや沖メバルなどでクーラーボックスは華やかだ

 家族連れで楽しむのなら、半日船で十分だ。半日船は乗船代が一日船に比べて割安。女性や学生には割引があるのでさらにお得だ。釣り時間は4時間程度。子どもが飽きる前に船宿に戻れる。釣り場も近い。家族連れにやさしい釣りなのだ。

 東京湾でのアジ釣りは、オモリ130号のノーマルタックルかオモリ40号程度のライトタックル(LT)で狙う。初心者や家族連れにはLTがオススメ。タックルが軽い分、疲れず、魚の引きが十分に味わえる。羽田・伝寿丸の半日LTアジ船が狙うのは、川崎沖。釣果は多い人が30~40尾とまずまずだ。「水深15メートル前後で釣っています。食ってくるアジは20センチ前後の中型が中心ですが、時折30センチを軽くオーバーする大型も交じるので油断は禁物。東京湾のアジは脂が乗っていて絶品です。ぜひとも味わってほしい」と榎本健司船長(60)はいう。

 金沢八景・弁天屋では好調が続いている。富岡沖などを狙い、多い人が80尾を超える日もある。サイズがいいのも特徴。25センチ前後が主体で40センチ級のジャンボサイズも食ってくる。

 片瀬港・島きち丸の半日LTルアー釣りはお手軽だ。釣り方の基本はメタルジグを使ったジギングで、主なターゲットはサバ。サバの活性は高く、ジグを海中に落として巻いてくるだけでも釣れるから、初めて釣る人でも楽しめる。そのうえサバは引きが強烈。このところサバの食いは良く30~40センチ級を80尾も釣る人もいる。さらにブリの幼魚、ワカシやイナダ、ワラサも交じるので楽しい。

 「魚はなんでもいい。とにかく釣りがしたい」という方には網代港・森竜丸の半日楽らくフィッシングがオススメだ。乗船料に竿と、リール、仕掛け、氷が付いたセットになっていて、1セット分の料金を払えば、グループでの乗船でも氷などを分け合うことができる。釣り時間は約3時間だが、網代港のすぐ沖をサビキ仕掛けで狙うので、サバや沖メバル、イサキ、ハナダイなどでクーラーボックスを満杯にするグループもいる。「釣りをまったくやったことがなくても、丁寧にお教えしますので、気軽にいらしてください」と森野滝雄船長。今年の夏休みはコロナ禍で短くなっているが、釣りをして夏の思い出を作ろう!(高田 典孝)

 ◆めも 半日LTアジ乗合船は以下の船宿から出る。

 羽田伝寿丸(TEL03・6715・1764)。乗合船は午前7時半と午後零時半出船。料金はともに7000円(餌、氷付き)。女性と中学生以下は4000円。

 金沢八景弁天屋(TEL045・701・9061)。乗合船は午前7時15分と午後零時半出船。料金はともに6500円。学生割引あり。

 LTルアー船を出す片瀬港島きち丸(TEL0466・25・9642)。乗合船は午前6時半出船。料金は5500円(氷付き)。女性、学生割引あり。

 半日楽らくフィッシング船を出す網代港森竜丸(TEL0557・68・1477)。乗合船は午前8時と午後1時出船。料金は乗船料と竿、リール、仕掛け、氷付きのセットで5000円。

 ◆家族乗合船を出船中

 内房・保田港弥生丸(TEL0470・55・0747)では、親子を対象としたファミリー乗合船を今月31日まで出船中。午前船は8時、午後船は13時30分出船。保田沖でアジを中心とした五目釣り。イサキやサバなどが交じる。料金は大人(高校生以上)5500円。子ども(小、中学生)4000円。小学生未満は無料。ともに餌、コマセ、氷付き。なお、子どもだけの乗船はできないので、必ず保護者が乗船すること。仕掛けは有料だが竿、リール、ビシ道具は無料でレンタル(紛失の場合は実費負担)できる。乗船希望者は直接船宿へ。

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