エンゼルス・大谷翔平“投手”今季復帰は困難か…屈筋損傷で投球再開まで4~6週間、打者出場は可能

2日のアストロズ戦に登板したエンゼルス大谷翔平(ロイター)

 エンゼルスは3日(日本時間4日)、大谷翔平投手(26)が、右前腕屈筋損傷(1~2度)と診断されたことを発表した。2日(同3日)の本拠地・アストロズ戦に先発し、50球を投げたが5四球2失点で降板し、MRI(磁気共鳴画像)検査を受けていた。投球再開まで4~6週間かかる見込みで、打者としては状況を見ながら出場する可能性があるという。

 今季は新型コロナウイルスの影響で、9月27日(同28日)までの60試合のみの短縮シーズンで、残りは8週間。今シーズン中に再びマウンドに上がる可能性は微妙な状況となった。一方で、打者としては早ければ4日(同5日)の敵地・マリナーズ戦から出場できる見込み。再び当面は、打者に専念することになりそうだ。

 メジャー1年目の18年10月に、右肘靱帯(じんたい)再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた大谷。7月26日(同27日)敵地・アスレチックス戦で693日ぶりに投手として復帰し、中6日で迎えた2度目のマウンドで右腕に違和感と訴えていた。

 初登板では30球を投げて3安打3四球5失点。最速は94・7マイル(約152・4キロ)止まりで、1アウトも奪えずにマウンドを降りた。2日は初回、先頭のスプリンガーから空振り三振を奪うなど三者凡退と好発進。だが、2回には2つの押し出し四球を与えるなど5四球2失点で降板となった。

 2回には最速97・1マイル(約156・2キロ)を計測。だが、最後の打者となったスプリンガーに対しては直球の球速が144、143、144キロと突如、10キロほど遅くなった。マウンドを降りるとベンチに腰をかけ、下を向いてうつむくという珍しいシーンも見られた。

 昨季は、右肘のリハビリに費やしたため、打者に専念。9月に左膝の手術を受けて、計画を練り直すこともあったが、ゆっくりとリハビリを続けて今季の登板を目指してきた。

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