【福岡】福岡大大濠・山下舜平大 この名前、覚えておいて損はない…この日最速151キロのドラ1級右腕を10球団絶賛 

福岡地区大会の決勝に先発した福岡大大濠・山下

◆高校野球 福岡代替大会 ▽決勝 福岡4x―3福岡大大濠=延長11回、10回からタイブレーク=(3日・ペイペイD)

 福岡の福岡地区大会決勝では、福岡大大濠の153キロ右腕・山下舜平大(しゅんぺいた、3年)が延長11回タイブレークの末に逆転サヨナラ負けも、151キロをマーク。今秋ドラフト1位候補に浮上した。

 サヨナラ勝ちを決めて喜ぶ福岡ナインの横で、九州NO1右腕・山下はがっくりと肩を落とした。「悔しい。負けたのでダメダメです。勝てる投手になりたい」。敗戦の責任を背負い、高校最後のマウンドは悔しさだけが残った。

 敗れはしたが、憧れのペイペイDのマウンドで、存在感は十分に示した。序盤から制球よくコーナーを突き、丁寧に打たせて取った。奪三振こそ少なかったが、尻上がりに調子を上げ、6回から9回までは無安打投球。9回までは得点を許さなかった。タイブレークに突入した10回から1点、3点と失ったが、最終11回にはこの日最速の151キロをマーク。189センチ、93キロの堂々たるボディーは、終盤になっても余力十分だった。

 この日も10球団のスカウトが視察。スカウトを兼務する巨人・水野投手巡回コーチは「力強い。体格もいいし、伸びしろもある。高校生ではトップレベル」と評価。中日・米村アマスカウトチーフは「(準決勝から)中1日でこれだけ投げれば12人の中に入る。素材は超一級品」と絶賛し、ドラ1級との見解を示した。

 試合後、プロ志望届の提出について明言は避けたが、「またこのマウンドに立ちたいか?」と問われ、「はい、投げたいです」と即答。この悔しさは、次のステージでの糧にすればいい。(加藤 博之)

 ◆山下 舜平大(やました・しゅんぺいた)2002年7月16日、福岡市生まれ。18歳。小3で野球を始め、三宅中では軟式野球部で投手兼捕手。高校では1年秋からベンチ入りし、昨夏はエースで県大会8強。昨年11月の招待試合では大阪桐蔭を相手に5回12K。球種は直球とスピンの利いたカーブ。189センチ、93キロ。右投右打。

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