【西東京】佼成学園、サヨナラで悲願の日大三撃破 堀川拓真6連敗を阻止「うれしい」

サヨナラ適時打を放った堀川(左)に駆け寄る佼成学園ナイン

◆高校野球 西東京代替大会 ▽準々決勝 佼成学園3x―2日大三(3日、府中市民)

 白球がフェンスに直撃した瞬間、佼成学園ナインはベンチを飛び出した。同点の9回1死二塁、4番・堀川拓真外野手(3年)は甘く入った変化球を見逃さなかった。豪快に振り抜いた一打は左中間を破る待望のサヨナラ打。「自分で決めたいと思った。最高にうれしい」。176センチ、85キロのスラッガーは仲間の待つ歓喜の輪へ飛び込んでいった。

 因縁の相手にサヨナラ勝ちで4強入りだ。同校は日大三相手に夏は5連敗中。藤田直毅監督(57)が就任した99年以降も夏3戦3敗で、11年春と17年秋には決勝で涙をのんだ。藤田監督は今大会、チームとして3つの目標を掲げた。そのひとつが「三高に勝つ」だった。「何度もはね返されてきました。その対戦によってここまで強くなれた。選手は非常によくやってくれた」。難敵からようやくもぎ取った白星に、表情は喜びで満ちあふれた。

 次戦は昨秋王者の国士舘と激突する。「自分たちの野球をすれば絶対勝てる」と堀川は意気込んだ。真夏の激戦を制した佼成学園が、3つめの「頂点に立つ」目標に向け、準決勝でも粘り強く戦う。(小口 瑞乃)

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