【巨人】戸郷翔征、5日阪神戦で藤浪との投げ合い有力 プロ入り後初の聖地で反骨心見せるか…担当記者が「見た」

プロ入り後、甲子園で初登板となる戸郷

 5日の阪神戦(甲子園)に先発予定の戸郷は、藤浪との投げ合いが有力となっている。12年の甲子園で史上7校目の春夏連覇を成し遂げた剛腕との対決で、どんな投球を見せてくれるのか注目したい。同年ドラフト1位の藤浪との対戦には、戸郷も一層、気合が入るはず。18年ドラフト6位で入団した右腕は「上位で入団した人には絶対、負けたくない」と話していたからだ。

 これまでも反骨心が戸郷の原動力となってきた。聖心ウルスラ学園高3年夏は宮崎大会8強で敗れ、甲子園出場はかなわなかった。しかし、18年8月31日のU18日本代表との壮行試合に宮崎県選抜の一員として出場すると、世代NO1の現中日・根尾や現ロッテの藤原から三振を奪うなど5回1/3を2失点で9奪三振。根尾とは2月19日の練習試合(那覇)でプロ入り後初対戦したが、そこでも空振り三振を奪ってみせた。

 戸郷はここまで3勝2敗、防御率3・25。開幕3戦3勝と好スタートを切ったが、直近2試合は続けて敗戦投手になっている。対する藤浪も今季2戦2敗で勝ち星がない。昨年はプロ入り後初の0勝に終わっているだけに、並々ならぬ覚悟で臨んでくるはず。両者の意地がぶつかり合う試合となりそうだ。

 前回甲子園で登板予定だった7月7日は雨天中止となり、戸郷にとっては今回がプロ入り後初の聖地のマウンドとなる。高2夏にエースとして出場した甲子園では2回戦敗退。だが、「野球が楽しいと思い出させてくれた場所。甲子園の後からプロに行きたいと強く思った」と話していた。思い出の地で、仕切り直しの1勝をつかんでみせる。(河原崎 功治)

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