【南北海道】苫小牧中央のプロ注目左腕・根本悠楓、10球団14人スカウトの前で11K4安打完封「楽しめた」

4安打完封で初戦を突破した苫小牧中央の根本

◆高校野球 南北海道代替大会 ▽1回戦 苫小牧中央2―0知内(3日、札幌円山)

 南北海道大会が開幕し、1回戦3試合が行われた。苫小牧中央の左腕・根本悠楓(はるか)投手(3年)は、プロ10球団のスカウトが見守る中、11奪三振の好投で、知内に2―0で勝利。駒大苫小牧は札幌新川を7―0(7回コールド)で下した。

 苫小牧中央の道内NO1左腕が、初めて札幌円山のマウンドに立った。根本は本調子ではなかったものの、スライダーを決め球に11個の三振を奪い、131球を投げ4安打完封勝利。入学後初の道大会に「最初は緊張したけど徐々に慣れて楽しめた」と汗をぬぐった。

 これまでの経験が凝縮されていた。初回は直球が思った通りにいかず、変化球でもカウントを取れない。普段の練習で調子の悪い時に修正するように、この日もリリース時に大きく力を入れて調整した。昨年は序盤から飛ばし終盤は球威が落ちていた。打者の雰囲気を感じ力の抜き方を覚えた今夏は、地区から含めて4試合に登板。この試合で3戦連続完封、1回のみ投げた1回戦を含む28イニング無失点(35奪三振)をマークした。ネット裏にはプロ10球団14人が集結、日本ハム・白井康勝スカウトは「変化球の使い方がうまい良い投手」と評価した。

 白老白翔中3年時は全中で優勝、決勝では完全試合を達成した。高校では最後の全国舞台がなくなったが気持ちを切り替え、南大会の頂点だけを見ている。次戦の相手は、昨年室蘭地区で3戦全敗の駒大苫小牧。「やっと出場できた全道で全勝して終わりたい」と根本。札幌円山で“4度目の正直”を狙う。(西塚 祐司)

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