頭部打球直撃のヤンキース・田中将大が故障者リスト入りせずに開幕も

ヤンキース・田中将大(ロイター)

 脳震とうの復帰プロトコルに沿って復帰を目指している田中将大投手(31)が、故障者リストに入らず、開幕を迎える可能性が膨らんだ。13日(日本時間14日)、オンライン会見に応じたブーン監督は、開幕に間に合うかと問われ、「何をもって間に合うと定義するか。明らかに投げ込み不足だが、登録枠が拡大するので、ある時期に投げ込む機会をつくりだす柔軟性を持てると思う」と語った。

 開幕時の出場枠は、通常より4枠増えて30人に拡大。状況次第では、開幕時に故障者リストに入れず、公式戦の中で調整登板するプランを考案しているようだ。変則日程の今季は、夏季キャンプが3週間と短く、一般的にも開幕序盤は、先発投手の球数が少なめになるとみられている。

 ヤ軍は23日(同24日)の開幕戦(対ナショナルズ)で新加入のゲリット・コールが先発予定。田中は2、3番手と見られるが、これまでにもブーン監督はブルペン・デーなどをオプションとし、田中の代役をたてない意向を示していた。「日々、様子をみて慎重に進める」と前置きした上で、指揮官は「傾斜のあるマウンドで投げ、ブルペン投球練習を経て、打者に対戦するまで約1、2週間」をめどとする。

 4日(同5日)の練習中に打球を頭部に受けた田中は、この日、本拠地球場で5日連続のキャッチボールと下半身の強化トレーニングを行った。「きょうもまた(トレーニングの)レベルが上がり、運動後の反応も継続して良好。正しい方向に進んでいる」。ここまでの歩みは順調だ。

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