【阪神】藤川球児の代役固定せず“日替わり方程式”矢野燿大監督「その時の状況に応じて」

矢野監督はリリーフを固定せず、柔軟な選手起用で藤川不在を乗り切る

 阪神・矢野燿大監督(51)は13日、右肩のコンディショニング不良で2軍落ちした藤川球児投手(39)の代役を固定せず、日替わり方程式で臨む構想を明かした。12日のDeNA戦の9回にはスアレスがマウンドに上がり、4年ぶりの通算2セーブ目を挙げたが「ちょっと確定まではいかない。その時の状況に応じたね」と柔軟なタクトを振る構えだ。

 指揮官は抑えだけでなく、7、8回を任せるセットアッパーの重要性を痛感している。「抑えもすごく難しいけど、その前もすごく難しいのよ。行くぞ、行くぞと言ったのに行かないとか。体力的にも、精神的にも難しいところをスアちゃんに任せるのか、一番最後を任せるのかはちょっとね」と複雑な心境を明かした。

 スアレスとプロ通算0セーブの岩崎が“代魔神”を務める可能性が高いが、相手打線の兼ね合いで7、8回に勝負どころが来れば、2人を惜しげもなく投入する。福原投手コーチは「連投とかでも変わってくる。調子のいい選手を使っていきたい」と明言。その場合は能見やガンケル、そして1軍実績すら乏しい若手が最後を締めるパターンもありそうだ。

 矢野監督は「和雄(伊藤)も2軍では抑えの経験も十二分にあるし、気持ちも座っている。馬場も生きの良さがある。そういうメンバーをどう使っていこうかな」と2軍監督時代の18年にファームで20セーブを挙げた伊藤和らの抜てきを明言した。日米通算245セーブを誇る球児の穴を総動員で埋めていく。(表 洋介)

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