田沢純一、NPB球団に入団不可2年ルール「従う」けど「なくなってくれればと思う」…BC埼玉武蔵入団会見

BCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズに入団合意し、会見でポーズをとる田沢

 レッズを自由契約となり、BC埼玉武蔵と契約した田沢純一投手(34)が13日、埼玉・熊谷市内で入団会見を行った。

 再出発へ、決意を新たにした。日本でのプレーは社会人時代の08年以来、12年ぶり。新型コロナウイルスの影響もあって4月に帰国し、国内で調整してきた右腕は「今後どうなるかは分からないですけど、僕ができる限りチームに貢献できることを頑張っていきたいと思います」。メジャーで388試合に登板し、世界一に輝くなど実績も十分だが、今後については「そこはシーズンが終わってから」と話すにとどめた。

 NPBを経ずに米球界入りをしたことで「渡米するアマ選手がNPB入り拒否の意思を示した上で、海外球団と契約した際は、帰国後に高卒なら3年間、大卒と社会人選手なら2年間はNPB球団と契約できない」という通称“田沢ルール”が存在。現状ではNPB球団とは契約できず「2年間のルールには従わないといけないと思っている。少しでもそういうルールがなくなってくれればいいなという気持ちは個人的にはあります」と本音も漏らした。

 登板機会を求めて、新天地を選んだ田沢。「残りの野球選手人生が短いというのは分かっていますし」と、胸の内も吐露した。チームへの合流、試合登板の時期は未定。元ロッテの角晃多監督(29)は「ステップアップをするサポートができたらなと思います」と話した。(安藤 宏太)

 ◆田沢 純一(たざわ・じゅんいち)1986年6月6日、神奈川・横浜市生まれ。34歳。横浜商大高から新日本石油ENEOSを経て08年12月にレッドソックスと契約。09年にメジャーデビューし、13年には上原とともにワールドシリーズ制覇に貢献した。メジャー通算388登板で21勝26敗89ホールド、防御率4・12。180センチ、90キロ。右投右打。

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