大谷翔平、305日ぶり「ビッグフライ、オオタニサン!」苦手左腕から一発

大谷翔平(ロイター)

 エンゼルス・大谷翔平投手(26)が12日(日本時間13日)、本拠地アナハイムのエンゼル・スタジアムで行われた紅白戦に「3番・指名打者」で出場。中堅に2ランを放つなど、3打数2安打2打点で24日(同25日)の開幕戦へ弾みをつけた。

 待望の一発だ。2死一塁で迎えた3打席目。大谷は、開幕投手に内定している左腕・ヒーニーから中堅左へ運んだ。今年2、3月のオープン戦を含めても、試合形式では今年初アーチ。オープン戦では右足の上げ方など打撃フォームを試行錯誤し、19打数2安打、1割5厘で11三振を喫するなど苦しんでいた。試合形式11試合、31打席目にして、昨年9月11日(同12日)のインディアンス戦以来305日ぶりの本塁打となった。

 7日(同8日)の紅白戦登板後は、腰の張りを訴えて、軽めの調整を続けていた大谷。「日に日に(状態は)よくなって、(張りは)もう過ぎたと思う」と話していた通り、前日(11日)の左翼線二塁打に続いて、この日も2打席目に右前安打を放つなど、状態の回復ぶりをアピールした。メジャー移籍後は、通算40本塁打中、左腕からは5発だけだったが、苦手意識を感じさせないシャープな打撃を見せた。

 マドン監督も「通常の状態に戻った」と太鼓判。13日(同14日)には、中5日で紅白戦2度目の登板をすることも発表された。オープン戦で心配された打撃、キャンプ再開後に生じた腰の不安を一掃。10人に投げて7四球と制球を乱した投手として結果を出せば、二刀流開幕へ一気に加速する。

 ◆メジャー移籍後の大谷翔平の実戦初本塁打

 ▽2018年4月3日 エンゼル・スタジアムでインディアンスの右腕・トムリンから。オープン戦は打率1割2分5厘、0本塁打と苦しんだが、公式戦本拠地初打席で右翼席へ運んだ。

 ▽2019年5月13日 ツインズの本拠地・ターゲット・フィールドで、この年14勝を挙げた右腕・ベリオスから。18年10月に受けたトミー・ジョン手術の影響でオープン戦は未出場。マイナーの試合も経ず、復帰後6戦目にして推定130メートル以上の特大弾を放った。

 ※「ビッグフライ、オオタニサン!」は地元局のビクター・ロハス氏が、大谷が本塁打を放った際に言う定番のセリフになっている。

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