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【セレクトセール1歳】シーヴの2019(牡)が歴代3位の5億1000万円!ラスト2世代ディープインパクト産駒の高額取引続出

5億1000万円で落札されたシーヴの2019(c)Japan Racing Horse Association

 競走馬の国内最大のセリ、セレクトセール2020の1歳馬セールが13日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われた。昨年7月30日にこの世を去ったディープインパクトの産駒の高額取引が続出。シーヴの2019(牡)が国内1歳馬セリ史上最高金額を更新する5億1000万円で、「ショウナン」の冠名の国本哲秀氏に落札されるなど、最後の“ディープフィーバー”に沸いた。

 コロナウイルス感染防止対策で、例年より席の間隔がとられていた会場が“最後の衝撃”に揺れた。1億円から始まったシーヴの2019のセリ。あっという間に3億4000万円まで上がると、そこからは1000万円ずつの上乗せ合戦。「行くだけ行こうと思って。10億までは下りないつもりだった」。“ショウナン”の国本哲秀氏の執念が勝り、5億1000万円でハンマープライス。この日更新されたばかりの国内1歳セリの最高価格を1億円以上も超えた。

 昨年のセレクトセールのあとにこの世を去ったディープインパクト。残る産駒は2世代だが、今年生まれた産駒は国内にほとんどいない。貴重なディープの血を手に入れる残りわずかのチャンス。国本氏が狙いを定めたのは、半姉キャスリンソフィアが16年の米G1・ケンタッキーオークスを制した良血だった。「3回下見していたから今日は(馬は)見なかった。最初から決めていました。(値段はともかく)走ってくれれば」。競り落とした直後、ノーザンファームの吉田勝己代表と勝利のグータッチならぬ“ひじタッチ”。吉田代表が「久しぶりにしびれました。なかなかお目にかかれないからね」と話した落札価格は、国内セリでも史上3位の高額だ。

 この日上場されたディープ産駒13頭の平均売却額は驚異の2億円超え(主取り1頭)と、まさに不況知らず。現役時代にディープを管理した池江泰郎元調教師も「すごいね。やっぱりいい子がいっぱいいる」と興奮気味。デビューは早ければ1年後、この世を去ってもなお、ディープの時代は続く。

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