【川崎】MF家長昭博が観客おかえり祝砲2発! 「改めて幸せ」3連勝で暫定首位浮上

試合後、勝利を収めたイレブンに対し、立ち上がって拍手を送る川崎サポーター(カメラ・宮崎 亮太)

◆明治安田生命J1リーグ第4節 川崎3―1柏(11日・等々力)

 川崎は柏を3―1で下し、再開後3連勝。暫定ながら首位に立った。前半40、42分とMF家長昭博(34)が立て続けに得点を挙げると、後半7分にはFWレアンドロダミアン(30)の2試合連続ゴールで突き放した。J1はこの日が初の有観客試合となり、4724人の観衆は新しい応援スタイルで見守った。今季初めてホームに観客を入れた大分は神戸に1―1で引き分けた。

 熱気が戻った。4724人の観衆の前で再開後3連勝。タオルマフラーを掲げて等々力を青く染め、喜びを分かち合った。2得点を挙げて勝利に導いた家長は「拍手してもらったりすると選手としてありがたい。皆さんの応援で頑張れたり、励まされたりする。選手としてお客さんが来てくれて改めて幸せなことだと思った」と感謝した。

 “4年ぶり”が立て続けに起こった。まずは前半40分の右CK、ファーサイドで待っていた家長が「たまたまいいところに飛んできました」と頭で押し込み先制点をマーク。大宮時代の16年3月のG大阪戦以来となる頭でのゴールを挙げると、わずか2分後には利き足とは逆の右足でミドルシュートを決めて追加点を奪った。こちらも同年9月の川崎戦以来となる、4年ぶりの1試合2得点。ともに川崎加入後では初の出来事となった。

 18年のJリーグMVPも、昨季は相手から警戒されて無得点。3連覇を狙ったチームも4位に沈んだ。「いいときもあれば悪いときもある」と今季に懸けてきた。自身J1通算300試合出場となった4日の鹿島戦の2アシストに続き、この日は2得点。「新しいことに取り組んでいる効果もちょっとずつ出ている」と新システム4―3―3にも手応えを得ている。

 チームも目標に掲げていた再開後3連勝を達成。3試合で9得点と攻撃力に磨きがかかっている。「サポーターにはゴールで恩返ししていきたい」と鬼木達監督(46)。リーグ奪還へ、サポーターとともに力強く歩みを進める。(井上 信太郎)

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