女子テニスツアー再開戦は“ノー・モア・ジョコ”厳戒態勢で8・3開幕

 女子テニスのパレルモ・オープン(8月3日開幕・イタリア)の主催者は11日、会見を開いた。新型コロナウイルスの影響で女子ツアーは3月中旬から中断し、今大会が再開初戦となる。

 「パレルモから再始動することは、私たち運営組織に大きな信頼があることを意味している。安全性に最大の注意を払っている」とコメント。男子世界ランク1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)主催の慈善大会「アドリア・ツアー」で本人を含む関係者9人の感染者を出したことを引き合いに、「皆さんにアドリア・ツアーの失敗を忘れさせないといけない」と約束した。

 大会は女子ツアーを統括するWTAの指針に沿って開催され、選手、関係者は全員が検査を受ける。観客は入場時に検温を受け、37・5度以上の場合は入場できない。常にマスク着用、1メートル以上間隔を空けるなどの感染防止対策が求められる。厳しい規制を伴うが「我々は重大な責任を感じている。観客は全てのルールを守らなければならない」と理解を求めた。

 参加選手が一部発表され、18年全仏、19年ウィンブルドン女王の世界ランク2位シモナ・ハレプ(ルーマニア)が参戦する。全米オープン(8月31日開幕)まで1か月を切る段階でのクレーコート大会出場に、仏レキップ紙は「ハレプの全米参加は疑わしい」としている。

 他にもトップ20までの選手が4人、30~40位までの選手が4人参戦する予定だという。コロナ禍の影響で当初は13日だったエントリー締め切りは1週間延長されている。大坂なおみ(22)=日清食品=は参戦しない予定。

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