【甲府】DF小柳達司&FWジュニオールバホス弾で今季初勝利

J2甲府の小柳

◆明治安田生命J2リーグ▽第4節 甲府2―1金沢(11日・山梨中銀スタジアム)

 甲府は、制限付きながら有観客で行われたホーム戦で金沢を2―1で下し、今季初勝利を挙げた。前半27分にDF小柳達司(30)が先制点を決めると、8分後にはFWジュニオールバホス(27)が2戦連発で追加点。前節の松本戦(1△1)では奪えなかった、先制してからの2点目でリードを広げた。後半、攻め込まれて1点を失ったが、逃げ切った。

 松本戦を終え、3試合で3引き分け。4戦目で待望の1勝をつかんだイレブンを、今季初めてホームに駆けつけた1500人のファン、サポーターが拍手で迎えた。伊藤彰監督(47)は「ファン、サポーターの皆さんとともに戦えたことを感謝しています。今シーズン初勝利ができました。全員の力で勝ち取った勝利だと思っています。フットボールができる状況を作って下さった皆さんにありがとうございますという言葉を伝えたい」と話した。

 小柳も「(ファン、サポーターの)皆さんがいないとサッカースタジアムは成り立たないなというのを感じました」と振り返ったように、その後押しの“力”は大きかった。前半27分にはコーナーキックから、3月に2011年シーズン以来となる甲府復帰を果たし、この試合が今季初先発となった元日本代表FWハーフナー・マイク(33)がヘディングシュート。こぼれ球を小柳が「あとは決めるだけでした」と右足を振り抜いた。古巣相手に「気持ちも入っていました」と燃えた背番号3の一発で試合が動いた。

 さらに、同35分にはハーフナーからのボールを受けたMF野沢英之(25)がスルーパスを送ると、裏へ抜け出したバホスが2点目。マンツーマンで守ってくる金沢に対して準備していた「縦への速い攻撃」(伊藤監督)で狙い通りのゴールとなった。

 後半に1点を返されたことは反省点だが、最終ラインを4人から5人にするなど対応し「最後、オーガナイズを変えながら落ち着いてゲーム運びができたので、そこは評価しています」と指揮官。小柳も「フォーメーションを変えて自分たちでゲームをコントロールできたのは収穫だと思います」と手応えを口にした。

 次節は15日にアウェーで東京Vと対戦する。中3日で連戦となっていくが「この流れを続けられるように、チーム全体で誰が出ても、いいサッカーをやるだけだと思います」と小柳。総力戦で勝ち点3を重ねていく。

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