後楽園ホールが有観客興行を再開…K―1「Krush」王者・佐々木大蔵が初防衛に成功

Krushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(C)Krush

 “格闘技の聖地”東京・後楽園ホールが11日、K―1「Krush.114」で有観客興行を再開した。新型コロナウイルスの影響で無観客試合を行ってきたが、“聖地”に観客が入るのは3月25日の2AW(プロレス)以来、108日ぶり。

 「Krush.114」のメインイベント(第9試合)では、Krushスーパー・ライト級王者・佐々木大蔵(29)=K―1ジム相模大野KREST=が、挑戦者・近藤拳成(21)=大成会館=を3回判定(3-0)で下し初防衛に成功した。

 「自粛期間が続いてまだまだ気を抜くことはできないんですが、こうして会場にお集まり頂いたみなさん、ありがとうございます。再出発第1試合目、メインを飾らせて頂いて光栄に思います。僕も成長していきます」とマイクでアピールした。

 K―1は、3月22日のKー1「K’FESTA.3」(さいたまスーパーアリーナ)が、埼玉県・大野元裕知事からの自粛要請を受け入れずに強行したことが、大きな社会問題となった。同25日には東京都・小池百合子知事が同28日のK―1後楽園ホール大会「Krush.112」の無観客開催を要請し、知事が記者会見で発表する異例の事態に。

 タイトルマッチが組まれていた5月9日の大阪大会が延期となり、その後も二転三転。王者・佐々木は、外出自粛期間中は、ジム練習には参加せず弟と自主トレ。保育園に行けない3歳の長男と一緒にいる時間が多かったという。チケットは6月22日に全席(客席は50%以下)が完売。「1人でも多くの人が『明日頑張ろう』という気持ちになるような試合を見せたい」と意気込んで復活試合に臨んだ。

 12日には大日本プロレスが正午と午後6時に昼夜興行を打つなど、今月は11日からの21日間でプロレスが19興行、キックボクシングが3興行組まれている。ボクシングは16日から無観客試合をスタートさせる予定。後楽園ホールを運営する株式会社東京ドーム広報IR室は「主催者と感染予防対策に関する確認を重ね、ガイドラインに準じた十分な対策が準備されていることを確認した上で、イベントの開催を認めています」と話している。

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