S・ランクンが日本ツアー初優勝から1年で会見「これからランキングを上げて東京五輪に出場したい」

オンライン会見に出席したS・ランクン(JLPGA提供)

 女子プロゴルフのS・ランクン(20)=タイ=が8日、ニッポンハムレディスの前年覇者として、リモートによる合同会見を行った。会見の場に登場すると「ヨロシクオネガイシマス!」とお気に入りの日本語であいさつ。昨年は父・スラット氏がキャディーを務め、二人三脚で日本ツアー初優勝となるツアー13人目の10代Vをつかんだ。「お父さんとチーム一丸となって、プレーできたのが一番の思い出」と笑顔で振り返った。

 長いオフ期間は、今年2月後半に日本に入り千葉・袖ケ浦市を拠点にスポンサー契約を結ぶ太平洋Cで調整を重ねてきた。「ショットの精度と苦手なパットを中心に練習してきました」と充実の表情だ。また、自粛期間で「聞いたり、話をしたり…」と、新たに日本語の勉強も着手し、「“ありがとうございます”と“よろしくお願いします”が好きです。敬意を表す言葉なので」と明かした。

 2月上旬には、自身が母国のタイ・バンコクにいたこともあって、同じピン契約選手の渋野日向子(21)らがタイ・パタヤで張っていた合宿へ、サプライズで会いに行った。2日間練習をともにし、渋野とは一緒にラウンドを行った。「タイにはもう慣れましたか?」「タイ料理は食べられますか?」などと、1歳上の渋野と会話を弾ませた。

 世界ランクはタイ勢6番手の140位。東京五輪が1年延期されたことで、出場圏外から逆転代表入りへのチャンスは広がった。ランクンは「これからランキングを上げて出場したい」と意欲を示した。統合された20―21年シーズンについては「2勝目を挙げること。予選通過の回数を増やすという目標を立てています」と決意を語った。

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