【ヤクルト】寺島成輝、プロ初勝利「本当にうれしいです」

プロ初勝利を挙げた寺島(右)は、高津監督に祝福され笑顔

◆JERAセ・リ-グ 中日1―2ヤクルト=延長10回=(7日・ナゴヤドーム)

 時間がかかった分だけ、ホッとした気持ちが大きかった。4年目にして初勝利を手にした寺島は、「本当にうれしいです。この3年間本当に何も出来なくて、何とかしないといけないと思っていた」と、もがいてきた日々が頭を巡った。

 同点の9回に登板。1死一塁で阿部を右飛、大島を空振り三振で抑えた。延長10回に井野の押し出し四球で勝ち越し。今季は開幕から中継ぎで6試合連続自責0と結果を残し続けて舞い込んできた1勝だ。「とにかく必死なので、(大島から)三振をとれてよかった」と興奮気味だった。

 最速150キロの高校NO1左腕として、16年ドラ1で履正社から入団。「BIG4」と称された楽天・藤平、広島・高橋昂、西武・今井は早々に白星をつかんだ。焦る気持ちもあり、今年1月には面識のなかったDeNA・今永に頼み込んで自主トレ。左肘の使い方やストレッチの重要さを学び「深いところまで考えていると感じた」と感心した。

 2軍監督時代から指導してきた高津監督は「僕もうれしい。できたら左のエースという存在になってほしい」と目を細めた。(安藤 宏太)

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