五輪直前にW杯予選…21年6月は久保建英ら有力選手はA代表優先、森保一監督明かす

オンラインで取材対応した日本代表の森保一監督

 サッカー日本代表と東京五輪(U―23)代表を兼務する森保一監督(51)が7日、オンライン取材に応じた。来年6月はA代表のW杯アジア最終予選と、1年延期された五輪直前の強化期間が重なるが、MF久保建英(マジョルカ)ら有力選手はA代表を優先させる考えを明かした。

 コロナ禍で想定されるイレギュラーな来夏の日程でも、指揮官の方針はブレない。今年8月31日~9月8日の国際Aマッチデーが来年6月に延期。A代表常連の久保、DF冨安健洋(ボローニャ)、MF堂安律(PSV)が中心を担う五輪代表は本大会直前の大事な強化期間に重なる。選手振り分けの優先順位について「現時点で考えているのはW杯の最終予選。そこはベストな布陣をもってこないといけない。彼らがそこに入ってくる活躍を見せ続けてほしい」と強調した。

 A代表のW杯2次予選と日程が重なった3月の五輪代表の親善試合(中止)では、森保監督は五輪世代の海外組招集を明言していた。だが、五輪が延期になり、来夏に重なるのは最終予選。「五輪ではなくA代表を目指してほしい。A代表の力がある選手が五輪で金メダルを目指す」という選手へのスタンスは初志貫徹だ。

 五輪世代は来年、U―24(24歳以下)となり「もうアンダー世代ではない。五輪チームのスタメン全員がA代表のメンバーに入るくらいになってほしい」と森保監督。五輪世代から10人以上がA代表に食い込む急成長を熱望した。(星野 浩司)

最新一覧