プロ野球観戦後は時差退場? 10日から有観客…ガイドライン近日中に発表

 プロ野球は6日、Jリーグと合同の新型コロナウイルス対策連絡会議を行い、無観客で開催している公式戦について、予定通り10日から5000人を上限に観客の入場を解禁する方針を確認した。

 政府の指針では10日から上限5000人、8月1日から収容人数の50%まで入場が可能になる。斉藤コミッショナーは「よほどのことがない限り、8月1日から50%というラインは崩れていないと理解して準備する」と説明。今後、政府や自治体の方針に変更がない限り、予定通り上限を引き上げる。一方で東京を中心に新規感染者が増加。専門家チームからは、50%入場の可否については感染状況を見極め20日頃に最終判断すべきとの見解も示された。

 10日からの有観客試合を想定した独自のガイドラインは近日中に発表予定。一部応援行為の禁止に加え、球場最寄り駅の混雑を避けるため、時差退場の推奨なども盛り込まれる。また、感染者が出た場合に備えて観戦に訪れるファンに対し、厚労省の新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」の利用や、チケットを14日間保管することなどを呼びかける。

 ■月1の検査方法、抗原検査導入も選択肢

 対策連絡会議では月1回実施する選手らの検査方法も議論され、専門家から将来的な抗原検査導入の選択肢が示された。開幕前には全選手ら2000人以上にPCR検査を行ったが、保険適用外のスクリーニング検査のため1人約2万円の費用が負担となっている。抗原検査は約半額で済む一方、PCR検査より感度が低いとされる。NPBの井原事務局長は「(抗原検査)全体のキャパシティーの問題もある」とし、早期導入は厳しいとの見解を示した。

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