日本プロボクシング協会、興行の健康管理費負担を決定 プロモーターに補助金を支給

理事会後、オンラインで記者会見を行ったJPBAの(左から)新田渉世事務局長、花形進会長、林隆治事務局長補佐

 全国のジム会長らで組織する日本プロボクシング協会(JPBA)は3日、都内で理事会を開催。終了後、オンラインで記者会見を開き、今月12日から再開される興行に際し、新型コロナウイルスのPCR検査などの事前検査など健康管理についての費用の補助金を、健康管理委員会から拠出することを決定、発表した。

 日本ボクシングコミッションとJPBAは、興行3週前と前日に、出場選手らに抗体検査の義務づけており、さらに16日と22日の東京・後楽園ホール、25日の神戸での興行では前日にPCR検査を実施する。また、出場選手は前日から指定の施設に全員が宿泊することになっている。「PCR検査はかなり高額となる」(新田渉世事務局長)こともあり、それらにかかる費用を補助するという目的で補助金支給が決定。会場や公表によって費用にばらつきはあるが、補助金は選手一律で支給され、プロモーターに渡される(金額は公表せず)。JPBAは支給期間を7月から9月までの3か月、10月から12月の3か月と2段階に分けるが、同事務局長は「9月までの第1段階は、しっかりとスタートできるように手厚くしたい」とした。

 7月は12日に愛知・刈谷市での中日本新人王予選で興行を再開させるが、16日、22日、30日の後楽園ホール興行とともに、いずれも無観客試合となる。19日の沖縄、25日の神戸は有観客を予定、26日の刈谷市興行は観客を動員するかは未定。2月27日を最後に中止となっていた興行が再開まで9日となったこの日、花形進JPBA会長は「ここまで長かった。やっと試合ができる。再開できてうれしいと同時に(新型コロナウイルス感染拡大と防止に)気をつけないといけない」と話した。

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