馬トク会員募集中!

馬トク指数・外厩入り馬トク出馬表・成績

舞台はみちのくへ(美浦)

国枝厩舎のサトノフォーチュン(ゼッケン719番)

 こんにちは、坂本です。今日は美浦トレセンからですが、ちょっと涼しいような陽気にとまどっています。

 長かった東京開催が終わり、主戦場はみちのく・福島へ移ります。福島と言えば、朝の連続テレビ小説「エール」で注目を集めた作曲家の古関裕而さんの出身地で知られています。昨年の福島出張では、駅前にそのアピールをする宣伝を目にしましたし、駅の出発メロディーは「栄冠は君に輝く」など古関メロディーが流れるのは有名ですね。「勝ってくるぞと勇ましく」が歌い出しの軍歌・露営の歌、みんな大好き「闘魂こめて」、そして多くの校歌なども手がけています。実は私の出身中学、高校の校歌も古関さんによるもので、とにかく古関さんの曲はいたるところに今も生き続けています。それだけに早く堂々とカラオケで“高歌”できる日がきてほしいものです(笑い)。

 それでは本題にいきましょう。今週の函館でデビューする藤沢和厩舎の【アークライト(牡、父ディープインパクト)】は、7月5日の新馬戦(芝1800M)で初陣を迎えます。当初の東京開催から馬場状態などを考慮して函館デビューとなりましたが、6頭という少頭数のメンバーは濃いめです。同じレースに参戦する大竹厩舎の【アランデル(牡、父ハービンジャー、母ガラディナー)】は、調教でも好内容を消化。母の父サンデーサイレンスという母系のスピードも含めて、いかにも洋芝と相性の良さそうな血統背景が魅力。ディープインパクト産駒の関西馬もいて、イチ押しのアークライトにとっては相手に不足なしのメンバーと言えるでしょう。POGファンが手に汗握るような好レースを期待ですね。

 そして福島開幕週の新馬戦(芝1800M)にも、好メンバーが集まりました。先週の東京を除外となった堀厩舎の超良血馬の【スワーヴエルメ(牡、父ドゥラメンテ)】、同じくスライドとなった宮田厩舎の【スペシャルドラマ(牡、父エピファネイア)】がエントリーしています。関西から矢作厩舎のディープインパクト産駒タウゼントシェーンも参戦して、みちのくのハイレベルな戦いからも目が離せません。

 今週の新馬戦にふれたところで、次は先週の新馬、未勝利の勝ち馬の話へいきます。6月27日の函館新馬戦(ダート1000M)でレコード勝ちした高橋裕厩舎の【ルーチェドーロ(牡、父マクフィ、母アラフネ)】は、函館2歳S(7月18日、函館)へ。6月28日の函館新馬戦を勝った宮田厩舎の【ディープエコロジー(牝、父クリーンエコロジー、母ワンファインデイ)】、同28日の函館未勝利戦(芝1200M)を制した中野厩舎の【ニシノエルサ(牝、父トゥザワールド、母ミスチフ)】も函館2歳Sへ向かうそうです。いきなり新種牡馬の産駒が活躍しているのは、興味深いところですね。

 また6月27日の東京新馬戦を勝った相沢厩舎の【スライリー(牝、父オルフェーヴル)】は、札幌2歳S(9月5日、札幌)へ。同日の東京未勝利戦(芝1600M)を制した根本厩舎の【ジュラメント(牝、父キズナ、母ダイワジャンヌ)】は、放牧を挟んで、引き続き藤田菜七子騎手とのコンビでダリア賞(8月8日、新潟)へ向かいます。6月28日の東京新馬戦(ダート1400M)を正攻法で制した畠山厩舎の【ニーヨル(牡、父シニスターミニスター)、母カリビアンセレブ】は、放牧に出されて秋に備えるとのこと。「ダート色の強い血統で、秋の番組が出てから考えたいけど、2歳の地方交流重賞にでもいけたらいいなと思います」と、畠山調教師と考えているそうです。

 続いては新馬のPOG情報へいきましょう。国枝厩舎の【サトノフォーチュン(牡、父ディープインパクト、母フォーチュンワード)】は、来週7月12日の福島新馬戦(芝2000M)でデビュー予定。18年のアンタレスSなどダート重賞2勝を挙げたグレイトパール(父キングカメハメハ)の半弟という血統で、国枝調教師は「少しまだ緩いところはあるけど水準の動きはできている。距離は長いところだと思う」と説明。ここには先週紹介した手塚厩舎の【ウインザナドゥ(牡、父ハーツクライ)】も参戦しますので、いいメンバーがそろいそうです。同じく国枝厩舎の【プラチナトレジャー(牡、父キングカメハメハ)】は、7月18日の福島新馬戦(芝1800M)に戸崎騎手で予定。先日ゲート試験に合格した【クリーンスイープ(牝、父ドゥラメンテ、母スイープトウショウ)】は、すでに放牧に出されており、「新潟あたりじゃないかな」(国枝師)という見通しです。【ワンデイモア(牡、父ドゥラメンテ、母メジロバーミューズ)】は、7月3日にゲート試験を合格。「これは(距離が)長いところだね」と適性をイメージしていますが、それにしても改めて今年もそうそうたるラインアップですね。

 続いては宮田厩舎の話題へいきましょう。【グランスエーニョ(牡、父キズナ、母ボルケテスエーニョ)】は、来週の福島新馬戦(芝2000M)に戸崎騎手でスタンバイ。「手脚の長い馬で距離はあっていい。少しギアが上がるまでゆっくりめだが、1週前追い切りに乗ってくれたジョッキーの感触は『躍動感があっていい』と言ってくれました」と宮田師です。仕上がりは良さそうで、やはりこの新馬戦はメンバーがそろいますね。【ファンキーボーイ(牡、父マクフィ、母スターシンフォニー)】は、7月18日の福島新馬戦(芝1800M)を予定。また良血馬の【グレートマジシャン(牡、父ディープインパクト、母ナイトマジック)】は、まずはゲート試験の合格を目指して美浦に入厩しています。「ディープインパクト産駒っぽい素軽さがあって、そこにパワーがついていけば」と、デビュー時期は秋以降になる感じのようですね。

 それでは今日のところは、このへんで。

最新一覧