【阪神】甲子園で5戦9発、驚異の216本ペース!猛虎打線復活なら35年ぶり日本一も夢やない

2回1死一塁、原口(中)は同点となる2ランを放ち、ベンチ前でナインとかめはめ波ポーズをとる(カメラ・渡辺 了文)

◆練習試合 阪神6―2ソフトバンク(6日・甲子園)

 夕暮れの聖地にアーチを架けた。2点を追う2回1死一塁。原口は東浜のカットボールに反応した。左中間席への同点2ラン。今季1号が、甲子園では昨年の球宴第2戦以来329日ぶりの一発となり、「本当にいい感触。甲子園で打てるとすごく気持ちいい」。ボーアが始めた「かめはめ波ポーズ」も初披露。3安打を放ち、正捕手争いにおいて「打の原口」を印象づけた。

 “記念日”に決意を新たにした。6月4日で大腸がんから復帰後初めて1軍に昇格して丸1年が経過した。ツイッターでは「野球ができる喜びを日々感じて、楽しみます!」などとコメント。この日も改めて「自分の中ではすごく昔のようなイメージ。チーム全員で野球ができて、うれしい限りです」とかみ締めた。

 サンズも続いた。1点リードの3回先頭。東浜の直球をバックスクリーンへ“甲子園1号”。来日後の4発中3発が東浜からで、相性の良さを発揮した。この日はソックスを見せるオールドスタイルで出場。「私も足が速いからね(笑い)。気分で変えています」と舌も滑らかだった。

3回無死、サンズが中越えにソロを放つ

 チームは2日の練習試合再開後、広島相手に3戦連発のボーアを筆頭に5試合で計9本塁打。甲子園での5戦連発は、2016年7月19日の巨人戦から同28日のヤクルト戦以来約4年ぶりのことだった。昨季はリーグ5位の94本塁打だったが、1試合平均1・8本の変貌ぶり。今季の120試合に換算すると、驚異の216本ペース。猛虎打線復活となれば、35年ぶり日本一も夢でない。

 外国人枠争いでも、スアレスの救援専念でサンズの立場が危うくなっていたが、盛り返した。矢野監督は「ホームランはうちの改善したいポイント。(今後も)ポンポン打ってくれたら」と喜んだ。2分けを挟んで対外試合10連勝中だったソフトバンクに勝利。矢野阪神は確実に変わりつつある。(中村 晃大)

すべての写真を見る 2枚

最新一覧