吉本興業無観客配信公演で60日ぶり笑い届けた…とろサーモン得意のツッコミがまさかのアクリルパネルが壁に

ステージの中央にはアクリルパネルが置かれた

 吉本興業が6日、直営の東阪2劇場で、緊急事態宣言が発令された4月7日以来、60日ぶりとなる無観客配信公演をスタートした。

 東京・渋谷の「ヨシモト∞ホール」では午後7時からお笑いコンビ「とろサーモン」が登場。コンビでは108日の単独ライブで漫才を有料配信した。

 感染防止対策として中央には高さ180センチ、横90センチのアクリルパネルを置き、2人は約2メートル離れソーシャルディスタンスを確保。センターマイクと言われるサンパチマイクはそれぞれの前に2本用意した。

 久保田かずのぶ(40)は「僕らは距離が近くて濃厚接触でやってきたので…」と苦笑い。いつもは頭をはたかれたり容赦ないツッコミを受けるが、アクリルパネルが“壁”となった。「飼い主がいない犬みたい。どうしたらいいか分からなかった」と戸惑いも見せた。村田秀亮(40)は「こんなに長期間漫才をしていないことはなかった。デビュー当時のように緊張していますよ」と話していたが、徐々に息の合ったトークを繰り広げた。

 午後9時からは「アインシュタイン」のトークライブ。稲田直樹(35)はスタッフらの反応がないと「笑わないんだったら出てってください」と毒づくなど、無観客を意識したトークを繰り広げた。

 大阪・なんばの「よしもと漫才劇場」でも無観客で公演が再開。2019年のM―1グランプリ覇者・ミルクボーイらが出演した。

 吉本は3月2日から劇場公演を中止。同月6日からインターネット無料配信を行ったが、4月8日に配信を休止した。今月18日まで2劇場で無観客公演を行い、19日からは計5劇場で観客を入れた公演を再開する。

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