【広島】鈴木誠也、14連敗阻止の5階席弾「勝つに越したことはない」

3回1死一、二塁、鈴木誠がレフトへ逆転3ランを放つ

◆練習試合 オリックス―広島(6日・京セラドーム大阪)

 4点リードの9回2死、スコットが伏見を遊ゴロに打ち取ると、佐々岡監督のこわばっていた表情が一気に緩んだ。「勝負事なので勝つに越したことはない。みんなでエアハイタッチになったけど悪いものではない」と安どのため息をついた。3月7日の西武とのオープン戦(マツダ)以来、2引き分けを挟んで13連敗を喫していた広島が、4本塁打で16試合ぶり、実に丸3か月ぶりの白星を飾った。

 主砲がゼロ行進を打破した。0―2の3回1死一、二塁、田嶋の135キロ直球を捉えると、打球は左翼5階席へ着弾。3日の阪神戦(甲子園)の8回から続いた22イニング連続無得点に終止符を打った。対外試合では3月22日の練習試合・中日戦(マツダ)以来となる一時逆転の3ランは推定130メートル。「最近内容が良くなかったので自分のスイングをすることを心がけて臨んだ」。1回無死満塁の好機は見逃し三振に倒れていたが、特大弾で取り返した。

 メヒアも続いた。右中間へ2者連続アーチで一時勝ち越すと、同点に追いつかれた7回1死一、二塁でも左翼5階席へ決勝3ラン。紅白戦を含むと実戦ここ7戦で6発の絶好調男は「逆方向に打てたのは自信になる。いつも前を向いて積極的にやってきた」と、ひげをたくわえた頬を緩ませた。

13安打で10点 5日のオリックス戦(京セラD)はわずか1安打に終わった鯉打線が、この日は13安打10得点と奮起。「しっかり19日までにかみ合わせていかないといけない。いろんな引き出しを見つけるチャンスでもある」と誠也。本来の破壊力を発揮するべく、開幕まで残り6試合を全力で突き進む。(坂口 愛澄)

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