夏の甲子園で全国最多38度出場の北海が練習再開…独自大会へ“学年関係なし”実力主義

練習前のミーティングで話す平川監督(右)

 名門校が実力主義で頂点を目指す。夏の甲子園で全国最多38度出場を誇る北海が6日、札幌市内の同校で56日ぶりに全体練習を再開した。2日に道高野連が開催方針を発表した支部と南北北海道大会の独自大会に向けて岸新太郎主将(3年)は「やるからには優勝を目指したい」と意気込んだ。

 甲子園が中止になる状況で与えられた真剣勝負の舞台。平川敦監督(49)は「メンバー争いでは基本的に学年は関係ない」と話した。札幌地区1回戦で敗退した昨年の秋季大会はベンチ入り18人のうち現在の3年生は10人。例年と変わらず練習試合の活躍などを考慮し、勝利を目指す上で学年にこだわらずメンバーを選考していく。

 独自大会の開催方針発表後、平川監督と3年生は毎日ミーティングを行った。南北海道大会に出場すれば8月上旬まで部活動が続き、受験など多方面に影響が出る。「厳しく苦しい練習もある。場合によってはサポートに回る。覚悟できるかどうか」と指揮官。選択肢を与えた中でそれぞれが考え、3年生28人のうち25人が残った。下級生を含めて部員は84人。岸主将は「全員で競争してベンチに入りたい」と力を込めた。

 この日は打撃練習、ノックなど約3時間体を動かした。平川監督は「思ったよりも野球になっていた。まずまず」と各自の自主練習の成果を感じた様子。今後は20日から練習試合を行う予定だ。「甲子園には行けないけど夏に強い北海を見せたい」と岸主将。伝統校が一丸となって戦う。(西塚 祐司)

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