波瑠が今冬公開「ホテルローヤル」主演映画でラブホテルの従業員役…原作者の桜木紫乃さん絶賛「苦しくなるほどリアル」

ラブホテルの従業員を演じた波瑠

 女優の波瑠(28)が、映画「ホテルローヤル」(今冬公開、武正晴監督)に主演し、ラブホテルの従業員役を務めることが1日、分かった。原作は2013年に第149回直木賞を受賞し、累計発行部数85万部を超える桜木紫乃さんの同名小説。出版元の集英社で「ここ5年に発売した中で最も売れた」単行本・電子書籍だ。

 桜木さん自身の生家でもある北海道・釧路湿原のラブホテルが舞台。波瑠演じるホテル経営者の一人娘・田中雅代は、美大受験に失敗したことから、家業であるホテルの仕事を手伝うことに。ホテルの盛衰と、そこを訪れる人々との人間模様を描いた作品だ。

 役づくりのために、撮影期間中は共演者との交流をあえて少なくしたという波瑠は、「(雅代は)いつも所在なさげで可哀想にも思えるけど、悲劇のヒロインにはなりきれないような曖昧さだったり、中途半端にも見えるところが彼女の人間味になればいいなと思って演じていました」。

 原作者の桜木さんは、波瑠の演技を「誰にも心を見せず開かず、無表情を貫き、黙々とラブホテルの掃除をする彼女の姿は、苦しくなるほどリアルでした」と絶賛した。

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