【巨人】OBスカウト発足 現在少年野球の指導者が対象

 巨人は1日、OBスカウトを発足すると発表した。以前から温めていた全国にいる球団OBによって情報ネットワークを整備する構想を実現したもので、北は北海道、南は沖縄まで全国各地でリトル、シニア、ボーイズなど少年野球チームの指導にあたっている球団OBが対象。技術的な評価だけでなく、性格、人間性、練習姿勢など近くにいるからこそ分かる金の卵の情報を正規の担当スカウトに提供する。

 球団はすでにリストを作成し、福井敬治氏、四條稔氏、谷口功一氏、岸川勝也氏、大野倫氏ら21人と契約を目指しているという。6月末にも第1回の会合を予定しており、「OBスカウト」という肩書で名刺も貸与する。スカウト登録はされず、通常のドラフトにつながる活動はできないが、OBスカウトが「地元に面白い選手がいますよ」と球団に随時報告し、そこに正規のスカウトが派遣される形となる。

 ソフトバンクの千賀や甲斐らは高校時代は知る人ぞ知る、といった存在だった。隠し玉などの発掘に、OBスカウトの存在は、スカウト活動への貴重な情報源となる。原監督は「いろんな意味でネットワークは広く広げる必要がある。ジャイアンツにとっていいスカウティングができるようにOBに力を借りる」と説明した。

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