富士市立サッカー部が練習再開、静岡県選手権初Vへ「リベンジしたい」

約2か月ぶりに全体練習を再開した富士市立サッカー部(左から2人目が勝又主将)

 新型コロナウイルスの影響で休止していた県立校の部活動が1日、各地で再開された。

 昨秋の全国高校サッカー選手権県大会で決勝初進出を果たして準優勝と躍進した富士市立のイレブンが、4月8日以来54日ぶりの全体練習に臨んだ。3学年で100人を超える部員たちが、人工芝の校庭いっぱいに広がり、ボールを蹴って走り回った。約2時間半の練習を見守った杉山秀幸監督(47)は「それなりに動いていたみたいですね。動きが切れている子も目立ちました」と目を細めた。

 新型コロナの影響で3月はほとんど練習できず。入学式が行われた4月7日に2、3年が集まり、翌8日には新1年生も合流したものの、市内に感染者が確認されたため9日から再び休校に。それだけに「久しぶりにみんなでサッカーができてよかった。パス練習などができるのは大きい」とDF勝又大翔(だいと)主将(3年)は笑顔を見せた。

 練習内容も工夫された。対外試合は6月末までできないため、部内でリーグ戦を行うことを監督が発表。ランダムに分けられた8チームが週末ごとに試合をして、月末にチャンピオンを決めるという。目標となる公式戦がしばらくない状態で、メンバーの練習意欲を上げていく方策だ。

 週末の試合に向けてのメニューも各チームに任せていく。「長身選手チーム」に入った身長180センチの勝又主将は「DFばかりで点を取る選手がいないんです」と苦笑した。

 もちろん目標は県選手権初優勝。秋に向けて全体のコンディションを上げて、「静岡学園にリベンジしたい」と勝又主将は闘志をのぞかせた。(里見 祐司)

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