あなたのスマホが“先生”に! オンライン陸上部「CORD TRACK AND FIELD CLUB」が発足…男子400メートル障害の安部孝駿らが参加

オンライン上で指導を行う陸上部「CORD CLUB」のイメージ(クラブ提供)

 株式会社MINT TOKYOは1日、陸上競技のトップ選手や指導者が、オンライン上でトレーニング情報の配信などを行うクラブ「CORD TRACK AND FIELD CLUB」の発足会見を、テレビ会議アプリ「Zoom」上で開催した。

 きょう1日からサービスが開始。中高生の競技者と指導者への情報発信の他、今後は交流会なども行う予定。学校の環境などの理由で、十分にトレーニングを積めない部活生が、情報や知識を「いつでも」「どこでも」手にできる。現在は新型コロナウイルスの影響もあり、限られた環境でのトレーニングを後押しする狙いもある。男子400メートル障害で19年ドーハ世界陸上代表の安部孝駿(ヤマダ電機)は「種目や所属が違う選手と手を組むことで、大きな力が出せると思う。協力して陸上界を盛り上げていければ」と語った。

 監督には、ヤマダ電気で指導する田中宏昌氏が就任した。「陸上は感覚が大きく左右する。言葉で伝えられない難しさもあると思うので、チームや所属の垣根を越えて、日本陸上界を少しでも明るくするアクションを起こしていきたい」。男子走り幅跳びの山川夏輝(東武トップツアーズ)も「少しでも学生の力になりたい。五輪は延期になったけど、気持ちを落とさず、陸上にもっと注目してもらえるようにしたい」。男子110メートル障害の増野元太(メイスンワーク)は「(現役)復帰初年度にこういう状態だけど、諦めずに五輪を目指す姿も一緒に伝えて行ければ」と述べた。

 コンテンツは毎日配信を予定。初年度は1万人の利用登録を目指す。「部費」(利用料)は、月額500円(税別)。収益は参加選手にも分配され、合宿や遠征など、世界と戦う競技活動資金の問題解決に寄与するという意義もある。

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