【鹿島】採点&寸評 新生アントラーズの片鱗見せるもACL敗退…日程影響し紅白戦できず

鹿島の先発布陣

 ◆ACLプレーオフ 鹿島0―1メルボルンV(28日・カシマスタジアム)

 鹿島はメルボルンVに0―1で敗れ、ACL本戦出場を逃した。1月1日まで昨季の日程をこなしていたため、チーム全員で練習ができたのは12日間のみ。監督をはじめスタッフのほとんどが入れ替わる中、紅白戦を一度も行えない“ぶっつけ本番”での試合を余儀なくされた。新戦力6人が先発し、シュート17本を放つなど“新生アントラーズ”の片鱗こそみせたが、1点が遠かった。

 採点と寸評は以下の通り。

ザーゴ監督【6・0】勝たなければ意味がない。しかし監督としての減点要素は見当たらない

GKクォンスンテ【6・5】飛び出し、パンチ、キャッチ、全てで優れていた。失点シーンは致し方なし

DF広瀬陸斗【6・0】高精度クロスが数本。多少感じられた遠慮を脱すれば西大伍のようなプレースタイルになれる

DF奈良竜樹【5・5】ビルドアップはまだまだも守備はまずまず。暴風雨の中での半袖姿でつかみはOK

DF犬飼智也【5・5】ザーゴサッカーの右利き左CBは負担大。畠中や昌子のように左利きと勘違いされるレベルになる必要がある。持ち前の向上心の出番

DF永戸勝也【5・5】オーバーラップの出足が悪く、ここぞで5m後ろにいた。キック精度は前評判通り

MF三竿健斗【5・5】最終ラインに入るビルドアップ、サイドチェンジ多用の新境地はまだまだ改善の余地

MFレオシルバ【5・0】精彩欠く。けがを除き大岩政権では一度もなかった途中交代

MFファンアラーノ【5・5】ブラジル人では希少価値の「守備をするテクニシャン」。でもそれは日本人でもできること。現状“セルジロス”は大きい。本領発揮に期待

MF和泉竜司【5・5】なかなか両立できない「前を向く力」と「正確な止める蹴る」を持ち合わせる。あとは怖い選手になれるかどうか

FW土居聖真【6・0】うまくパスを引き出し攻撃を活性化。ビルドアップが整備されそうな今季はゴール前での仕事も求められる

FWエベラウド【5・0】決定機で仕事出来ず。ポストプレーも不発、成功してもなぜか右への展開ばかり。本領発揮に期待

MF白崎凌兵【5・5】後半27分IN。猛攻の展開で違いを見せたかったが守備が堅く多勢に無勢

FW伊藤翔【―】後半32分IN。出場時間短く採点なし

パク・ソンギュン主審【5・0】おおむね的確だが、とにかくデュエルは大嫌いなご様子。バスケ審判への転向をお勧めする

※キム・ヨンハ通訳【―】兵役のため、この日がラストマッチ。「勝てなくてすみません」との試合後の弁に人間性と鹿島魂がにじみ出る。本当にお疲れさまでした

※平均は5・5~6・0点

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