【阪神】エドワーズ、DeNAパットンから「しくじり」講義

入団記者会見を終えポーズを決める阪神のエドワーズ(左)とガンケル

 阪神の新外国人、ジョン・エドワーズ投手(32)=インディアンス=が28日、ジョー・ガンケル投手(28)=マーリンズ傘下3A=と西宮市内の球団事務所で入団会見に臨み、DeNAのスペンサー・パットン投手(31)から自爆禁止の珍アドバイスを授かったことを明かした。「日本人は色んなことに対し、リスペクトする。審判にも、あまり感情を出すなと言われた」と明かした。

 ざわついたのは報道陣だ。パットンと言えば、昨年8月3日の巨人戦(横浜)で1死も取れずに降板。イライラを募らせ、冷蔵庫を殴打し、右手小指を骨折した。「それも言ってくれたさ。殴った後に『やっちゃったと思った』と言っていたよ」。米レンジャーズ時代の同僚だった「しくじり先生」の失敗談を胸に刻んだ。

 エドワーズは150キロ半ばの速球とスライダーを武器に右の中継ぎエースとして期待される。「昨年のジョンソン投手がどんな場面でどれぐらい投げたかは参考にしてきた」。昨季、58試合に登板し、2勝3敗40ホールド、防御率1・38の成績を残したジョンソンの代役に名乗りを上げた。

 会見後にはこの日、来日したスアレスも加わり、施設見学なども行った。ベンチの冷蔵庫なども確認したかもしれない。「阪神はレッドソックスのような人気球団。米国でも呼び出しの電話が鳴った時にマウンドに向かうのが仕事だった。どんな状況でも準備してなるべく多く投げたい」。高ぶる感情を制御し、藤川にバトンをつなぐ。(表 洋介)

 ◆パットンの冷蔵庫事件 昨年8月3日の巨人戦(横浜)の8回に登板。3連打で2点リードを追いつかれ、1死も取れず交代。降板後はベンチの冷蔵庫に右、左、右と連続パンチ。5日に「右手第5中手手根関節脱臼骨折」と診断され、米国で手術。罰金500万円の処分を科された。1軍復帰できずにそのままシーズンを終えた。

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