【巨人】小林誠司“史上最強のボディー”自主トレに記者が潜入 鬼トレ挑戦で悲鳴…

必死の形相でウェートトレーニングをこなす小林(カメラ・義村 治子)

 巨人の小林誠司捕手(30)が、社会人時代を過ごした大阪・貝塚市の日本生命の施設で自主トレを行っている。“小林史上最強のボディー”に仕上げるべく過酷なトレーニングを実施。「今はすごくいいコンディション」だという。一体どんな練習か? 巨人担当の小林圭太記者(26)が12日、独占潜入し“鬼トレ”を体験した。

 「今、すごくいいコンディションです」と語る誠司さんの“史上最強ボディー”の裏側が気になり、トレーニングに飛び入り参加させてもらった。大学で男子チアリーディングチームに所属し、今も週に1回以上はジム通い。ちょっぴり自信もあった。「とりあえずやってみれば分かるから」と、誠司師匠から声をかけられ、トレーニング場に足を踏み入れた。

 ちょっぴりの自信は、即座に崩された。まずは床から約50センチの高さに設置された細い鉄棒の上に立ってバランス感覚を養う練習から。大学時代、平均台の上に立つ同じような練習を何度も行った。意外とできるんじゃん―と、誠司さんをビックリさせてやろうと思った。が、手を離して立っていられる時間は3秒がやっと。「ほら見ろ、難しいだろう」とニヤリと笑う誠司さんは、体を多少揺らしながらも10秒近くは姿勢をキープ。体幹の強さハンパない。

 5キロのおもりをつるしたひもを、握力や手首を使いながら巻き上げたり、下げたりする“地味トレ”では、「しっかり最後まで、ほら、もっと速く!」と、師匠のゲキが飛んだ。あっという間に手首周りや両肘付近がパンパンに。腕を使うというより、体をクネクネさせてしまう不気味な動きになった。周囲は爆笑。しばらく両肘を曲げることもできず、パソコンでこの原稿を書くのにもひと苦労です。

 これほどハードなトレーニングを誠司さんが行うのには理由がある。「痛いところがあって休んでいたらダメ。出られなくなったら野球選手は終わりだから」。6年間のプロ生活で負傷での抹消は死球を受けて左肩を骨折した時だけ。捕手固定を理想とする原監督の思いに応える覚悟もある。

 約6時間、みっちりハードトレをこなした後は、外で待っていたファンに笑顔でサインする「神対応」。さわやかに去っていった誠司さんとは対照的に、私は一夜明けてちゃんと仕事ができる体なのかどうか、とっても怖い…。(小林 圭太)

 ◆誠司さんに聞く

 ―去年もこの施設でトレーニング。

 「体力的にもまだまだ足りないですけど(ここで)トレーニングしたことが守備でも何でも生きていると思う。トレーニングは筋肉だけでなく、メンタルにも生きていると感じる。(日本生命出身のロッテ・井上ら)仲間たちみんなでやることで、10回しかできないものが12回できたり、メリットがあるんじゃないかな」

 ―体の状態は?

 「いい状態だと思う。体重が増えたからいい、とかではない。理想に近いのはもっと上。ウェート(体重)はさらに上げていきたい」

 ―トレーニング後に打撃練習を行った。

 「打てないと試合には出られないと思っている」

 ―正捕手への競争意識は?

 「下からもいい選手がいっぱい上がってきている。そういう危機感は常に持ってやっています」

すべての写真を見る 3枚

最新一覧