【清水】新監督のクラモフスキー氏、横浜Mポステコグルー監督と9年間タッグで戦術熟知

 J1清水エスパルスは14日、来季の新監督に横浜Mヘッドコーチのピーター・クラモフスキー氏(41)が就任すると発表した。クラブ史上初となるオーストラリア出身指揮官の下で、攻撃サッカーを追求する。横浜M担当の田中雄己記者がリーグ制覇に貢献した同氏の横顔などを紹介する。

 クラモフスキー氏は、13歳年上の横浜M・ポステコグルー監督(54)の右腕として、約9年間師弟関係を築いた。

 08年、パナハイキで指導者としてのキャリアをスタート。チームを率いたのは、ポステコグルー氏だった。「ボスのサッカーは攻撃的で、本当に魅力的」。攻撃の組み立てに参加するGKや縦横無尽に動き回るサイドバックらを駆使する“アタッキングフットボール”に魅せられた。12年からオーストラリアのメルボルンV、14年からはオーストラリア代表で“タッグ”を組み、二人三脚で戦術に磨きをかけた。

 同監督が家庭の事情で一時帰国した18年7月22日のF東京戦では代行指揮。2―5で敗れはしたが、5点差から巻き返すなど可能性を示した。試合後の監督会見では、必ず部屋の最後方に立ち、一言一句に耳を傾ける。Jを制した戦術を知り尽くすクラモフスキー氏が、静岡の雄に攻撃的スタイルを植え付ける。(横浜M担当・田中 雄己)

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