データで選出!守備のベストナイン、指標は「どれだけチームの失点を防いだか」

 野球データ専門会社「DELTA」の協力を得て、同社が選定した守備指標ベストナインを昨年に続き紹介する。

 「DELTA」では野手の守備における貢献をポジション別に評価し表彰する「1.02 FIELDING AWARDS 2019」を公表。対象は各ポジションで500イニング以上(投手は規定投球回以上)守った選手。注目する指標は「同じ守備機会を同じ守備位置の平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけチームの失点を防いだか」を意味する「UZR」。「UZR」については昨年も本企画で解説したので、ぜひ見てほしい

 詳細は同社ホームページ(https://1point02.jp/)で。

 ◆投手 阪神・西勇輝

 投手の本業は投球で守備機会が少なく、UZRでは差がつきにくい。同指数だけを見ると西は平均的な投手と比べ、守備だけで1・5点の失点を防いだとして1位になった。投手の守備評価はアナリスト7人の間でも大きく分かれ、投球要素も加え巨人・山口俊を推す声もあった。
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阪神の西勇輝

 ◆捕手 阪神・梅野隆太郎

 梅野がアナリストの投票で1ポイント差で小林を抑えて1位となった。投手同様、捕手は打球処理自体が少なく、打球処理、守備範囲を評価対象から外し、盗塁阻止、捕逸抑止による貢献も加味。UZRは梅野が6・8でトップ、小林は1・7と差がついたが、総合評価では僅差だった。
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捕手・梅野隆太郎

 ◆一塁手 ソフトバンク・内川聖一

 三井ゴールデン・グラブ賞受賞を裏付け、UZRで2位に14・3差をつける18・6だった。無失策だけでなく、打球を処理した守備範囲を調べると、一塁手の中では飛び抜けて広い範囲を守り、失点を防いでいた。なお、巨人・岡本はマイナス9・0と厳しい結果が出た。
 >>詳しく読む https://1point02.jp/op/gnav/column/bs/column.aspx?cid=53586

一塁を守るソフトバンク・内川

 ◆二塁手 中日・阿部寿樹

 レギュラー1年目ながら、非常に高い守備能力を見せた。一二塁間方向のゴロ処理能力の強さだけでなく、二遊間の強い打球の処理にも強みを見せ、1位となった。2位はロッテ・中村奨、3位は西武・外崎。昨季まで3年連続で1位評価だった広島・菊池は4位に低下しており、若手の伸びが目立ったポジションだった。
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二塁手の阿部寿樹

 ◆三塁手 阪神・大山悠輔

 中日・高橋を僅差でかわして1位。大山はファンブルに加え悪送球が目立ったが、広い守備範囲が高橋と比べた際に評価につながった。UZRでは大山が7・4、高橋が6・0。3位のロッテ・レアードは0・8で、大山と高橋の2人が守備評価で抜け出ていた。
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三塁カメラ席まで打球を追いかけた三塁手・大山悠輔

 ◆遊撃手 西武・源田壮亮

 ゴロの処理では、唯一10点を超える失点を阻止しており、併殺完成、失策抑止についても平均以上の成績を残した。ライナー処理でこそわずかながら平均を下回っているが大きな影響はなかった。中日・京田は昨季に比べて高い伸びを見せ、日本ハム・中島も高い評価を得た。
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西武・源田壮亮

 ◆左翼手 西武・金子侑司

 UZRで2位の楽天・島内に10点差以上をつけてダントツ1位となった。守備範囲の広さが評価された。さらに走者二塁で単打が出た場合の進塁抑止では、左翼手平均の25・7%を大きく上回る37・5%をマーク。しかし、三井ゴールデン・グラブ賞はパ外野手部門4位で受賞できなかった。
 >>詳しく読む https://1point02.jp/op/gnav/column/bs/column.aspx?cid=53582

左邪飛を好捕する左翼手・金子侑司

 ◆中堅手 DeNA・神里和毅

 UZRで楽天・辰巳や巨人・丸を上回り1位となった。3選手は他選手を大きく引き離した。なお、外野で最も守備がうまいとされる中堅で、3年間続けて500イニング以上を守りUZRの評価でプラスの数値を続けた選手が1人もいない。球史に残る名手が登場するか期待したい。
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中堅手の神里和毅

 ◆右翼手 中日・平田良介

 UZRは10・6で1位。アナリストも7人中6人が1位評価とした。2位以降は広島・鈴木、ソフトバンク・上林、巨人・亀井が続いた。注目は鈴木で、昨季はマイナス5・2と低迷していたが今季は9・3に回復。自身の盗塁企図数も8から41と大幅に増えており、数字上では今季のコンディションが良かったことが推察される。
 >>詳しく読む http://1point02.jp/op/gnav/column/bs/column.aspx?cid=53579

右翼フェンス際への飛球を右翼手・平田良介がジャンピングキャッチ

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