喜友名が圧倒の形8連覇「新しい歴史を築いていければ」…空手全日本選手権

男子形で8連覇を決めた喜友名諒の演武(カメラ・軍司 敦史)

◆報知新聞社後援 第47回全日本空手道選手権大会最終日(8日、高崎アリーナ)

 男女の個人戦が行われ、男子形では東京五輪出場を確定させている喜友名諒(29)=劉衛流龍鳳会=が、阿部良樹氏に並ぶ最多タイの大会8連覇を達成した。

 昨年までの旗判定よるトーナメントに代わり、国際大会を中心に採用されている採点制を取り入れた今大会。喜友名は8人による予選ラウンド(R)を2位通過すると、2次Rでは27・00点という圧倒的な点数で決勝へ。新馬場一世(30)=西濃運輸=との決勝でも得意形のアーナンで、さらに高い28・32点を記録し場内を沸かせた。

 これで今年の公式戦は全勝。東京五輪選考に必要なWKF(世界空手連盟)ポイントは現在、日本人2位以下を大きく引き離す世界1位で、来年4月6日の発表を前に代表を確定させている。国際大会を転戦するため、国内のファンに披露するのは、本番前最後になりそう。「長い全日本の歴史を、これからも築いていければ」と語り、「来年に向け気を抜かず(連勝を)続けたい。(東京五輪では)優勝します」と約束した。

 ◆喜友名 諒(きゆな・りょう)1990年7月12日、沖縄市生まれ。29歳。5歳で競技を始め、興南高を経て沖縄国際大進学。世界選手権は大学4年時の12年に初出場し、銅メダル。14、16、18年大会3連覇。170センチ、78キロ。座右の銘は「努力に勝る天才なし」。

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