DeNA・南場オーナーが女性初の議長に…プロ野球オーナー会議

会場に入るDeNA・南場智子オーナー

 プロ野球のオーナー会議が27日、都内で行われ、DeNAの南場智子オーナーが楽天の三木谷オーナーに代わって、来季の議長を務めることが決まった。女性がオーナー会議の議長を務めるのは初めてとなる。

 親会社であるDeNA創業者の南場氏は2011年オフに横浜ベイスターズを買収し、プロ野球経営に参画。11年に1試合平均で約1万5000人だった観客動員数は、今季球団新の3万1716人を記録するなど、チームを人気球団に成長させた。球団オーナーに就いたのは2015年1月。春田前オーナーに代わって就任し、プロ野球史上初の女性オーナーとなった。

 2020年は東京五輪が開催される。プロ野球は例年より約1週間早い3月20日に開幕し、五輪開催に伴い7月21日~8月13日まで公式戦を中断する。南場氏がオーナーを務めるDeNAの本拠地・横浜スタジアムは、野球・ソフトボールのメイン球場となっている。

 議長の任期は1年で、セ・パ両リーグのオーナーが交互に担ってきた。最近5年は15年が西武・後藤オーナー、16年が阪神・坂井オーナー(当時)、17年が日本ハム・末沢オーナー(当時)、18年が中日・白井オーナー、今季は楽天・三木谷オーナーが議長を務めた。

 DeNA・南場智子オーナー「野球振興など12球団がまとまって取り組んだ方が有効なことについて、それが進みやすいような組織作りをしたい。各球団の努力で観客動員は増えているが、スポーツとして野球を楽しむ人が増えないといけない。野球はルールなどが複雑なスポーツだが、醍醐味がいろいろなところにある。経験者が近くにいるかどうかで楽しみ方の奥行きが違ってくる。これからはプレーをする人口を増やしていきたい」

 ◆南場 智子(なんば・ともこ)1962年4月21日、新潟市生まれ。57歳。新潟高、津田塾大を経て、外資系コンサルティング会社「マッキンゼー&カンパニー」に入社。米ハーバード大で経営学修士号(MBA)を取得し、99年3月にDeNAを創業した(現代表取締役会長)。2011年12月に横浜ベイスターズをTBSから買収してプロ野球界参入。15年1月にNPB初の女性オーナーに就任した。

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